魔法と恋と世界の平和
クロノ
「最初はやっぱり躊躇していたみたいだ。でも、家の中のことを他の人に押し付けるのはよくないと考え、そして、武器をふり下ろした」
ユーノ
「そのあと、エンジュが心配して話しかけると剛は」
クロノ
「泣いてるのに・・・無理して笑顔を作って・・・「僕にはエンジュがついててくれるもん。なのは、ユーノ、他の皆だっているから平気だよ。エンジュは・・・僕の家族だもん♪」って言ったらしい」
アルフ
「だから、エンジュは剛のあんな顔みたくないって言ったのね・・・」
クロノ
「これでよかったかな?」
ユーノ
「たぶんね。エンジュ、話終わったよ」
エンジュ
「そう、じゃあ後はフェイトね。なのはに頑張ってもらうことになるけど」
なのは
「剛くんのためにも言われたもん。フェイトちゃんとお友達になってほしいって。そのあとにも何か言ってたけどよく聞き取れなかったんだ。でも、私自身もフェイトちゃんとはお友達になりたいから」
エンジュ
「私は分かるわ。なのはが聞き取れなかった言葉・・・」
なのは
「なんて言ったのか教えてエンジュ!」
エンジュ
「どんな言葉でも覚悟はあるわね?」
皆
「うん」
エンジュ
「じゃあ言うわよ?・・・たぶん僕はもうすぐ皆と離れ離れになるから・・・」
なのは
「えっ・・・」
ガサッ
シュンッ
アルフ
「フェイト!」
エンジュ
「一番聞かれたら、まずい子に聞かれちゃったわ・・・」
作品名:魔法と恋と世界の平和 作家名:ソディア