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魔法と恋と世界の平和

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クロノ
「さっきの話から分かると思うけど、剛の両親は亡くなってる」

アルフ
「ええ、そこは分かるわ。でも、なんでエンジュは剛のあんな顔みたくないって」

クロノ
「なのははこの話知ってるかい?」

なのは
「少しだけユーノくんから聞いてるよ?」

クロノ
「分かった」

アルフ
「私達は聞いてないわ。エンジュがなんで、剛のあんな顔みたくないって言ったのか教えてよ!」

なのは
「アルフさん、剛くんは言わないじゃなくて言えないんだと思うよ?」

アルフ
「なんでさ!」

クロノ
「たぶん、君の主がいるからさ」

アルフ
「フェイトが?」

なのは
「剛くんはフェイトちゃんが悲しい顔をするのを見たくないんだと思うよ?」

エンジュ
「剛は優しい子よ。私が落ち込んでいると励ましてくれる。悲しんでると一緒に悲しんでくれる」

ユーノ
「でも、自分の悲しいことは決して表に出さずにいる」

エンジュ
「そういう子なのよ、剛は・・・」

クロノ
「話を続けるけど、エンジュは回線を切らなくて大丈夫かい?」

エンジュ
「今切るわ。これだけは言わせて。もう、あの子にあんな思いはさせたくない」

そういうと、エンジュは接続を切った。

クロノ
「じゃあ話すよ?剛は、ジュエルシードの管理をエンジュに一任していたらしい。エンジュがジュエルシードをしまっていると一個数が足りなくなっていた。すぐ横から魔力を感じて見てみると剛の母親の手の中でジュエルシードが光っていたそうだ」

アルフ
「まさか・・・」

ユーノ
「アルフが考えてる通りだと思うよ」

クロノ
「剛の母親は暴れだし、剛の父親を殺した。エンジュは自分で処理しようとしたらしい。でも、剛に止められ、剛は自分が母親を止めるって言ったらしい」

ユーノ
「エンジュが止めさせようとしたけど、剛はエンジュの言葉に首をふり、フローラに武器を出させ、母親に向かって構えた」
作品名:魔法と恋と世界の平和 作家名:ソディア