魔法と恋と世界の平和
出会いは突然なの?
キミの力を貸して・・・・
剛
「(また、この夢だ・・・誰が話しかけてきてるのか分からないけど、声は聞こえる・・・・)」
私はキミを待ってるから・・・・
剛
「(待ってよ!何処で・・・何処に行けばいいの?)」
キミなら私を見つけられるって信じてるよ・・・・
剛
「・・・・・まただ。この前から見続けてる・・・・僕なら見つけられる・・・か」
朝日を浴びながら、ずっと夢のことを考えていたが、それを止め、学校の支度をして家を出た。
先生
「―――ていうことだから、――――」
先生の言葉なんか、当然耳に入らない。
剛
「(僕の知ってる場所にいるってことなんだよね?でも、何処だろう?)」
???
「―――くん。―――くん?剛くん?」
剛
「え?あ、な、何?なのはちゃん」
なのは
「一時間目、教室移動だよ?ぼーーっとしてたけどどうしたの?」
この女の子は高町なのはちゃん。
僕の隣りの席の友達。
剛
「何もないよ。ほら、早く行かないと先生に怒られるよ。(夢のことは帰りに考えることにしよ)」
作品名:魔法と恋と世界の平和 作家名:ソディア