機動戦士ガンダムRS 第36話 決意の砲火
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サオトメは、メガビームライフルで羽付きガンダムを攻撃したが回避された。
流れ弾は、地上に向かい数機のM1アストレイが撃墜した。
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アスラン中佐は、ファトゥム-00に搭載されているフォルティスビーム砲をガンダムサイガーに撃ち回避する位置を計算して左手でバッセルビームブーメランを投げた。
フリーダムガンダムも射撃で援護したがガンダムサイガーは、苦もなくバッセルビームブーメランをビームサーベルで迎撃した。
そしてラケルタビームサーベルをアンビデクストラス・ハルバードモードにしてガンダムサイガーに切りかかった。
2機は、何度かつばぜり合いをするとガンダムサイガーが離れた。
そこにフリーダムガンダムがじぐざく軌道を描きながら射撃援護したがガンダムサイガーは、ビームライフルで精確な射撃で迎撃した。
その攻撃は、思わずキラ大尉が援護射撃から本気で回避しなければならないほどだった。
アスラン中佐は、フォルクリス機関砲をガンダムサイガーに撃ったがシールドで防がれた。
アスラン中佐は、その隙に一気に接近したがシールドのすぐ後にガンダムサイガーは居らず離れたところからビームライフルを撃ってきた。
アスラン中佐は、とっさに回避しラミネートアンチビームシールドで防いだがラミネートアンチビームシールドは熔けてしまった。
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サオトメは、2機の新型ガンダムと戦闘しながら友軍機の接近に気づいていた。
「ほお」
サオトメは、戦闘が楽になると感じていた。
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ミサキ中尉は、黒い変形型ガンダムにバルカン・ポッドを撃った。
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レイダーガンダムは、それをものともせずミョルニルで攻撃しようとしたがフォビドゥンガンダムが邪魔をした。
「邪魔するな、シャニ」
クロト少尉は、シャニ少尉に激怒した。
「邪魔は、お前だよ」
シャニ少尉は、クロト少尉こそ邪魔だと感じていた。
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ミサキ中尉は、緑色のガンダムが撃ったレールガンを回避するとビーム・マシンガンを撃った。
しかしビームは、直撃せず曲がった。
「Iフィールドバリアー?」
Iフィールドバリアーとは、ミノフスキー物理学を応用した防御武装である。
すなわちミノフスキー物理学が絶対必要であるが敵がミノフスキー物理学を発見したという情報は、入っていない。
残される考えは、ほかの技術でビームを曲げているということである。
ミサキ中尉は、黒い変形型ガンダムのハンマー攻撃を回避した。
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「ヘルダート、撃て」
ラミアス艦長の命令でアークエンジェルからヘルダートが発射された。
そこにベースジャバーに載ったユーピテル小隊が接近してきてミサイル攻撃をした。
ミサイルの1発が命中した。
そのとき高出力ビームがユーピテルを撃墜した。
「バスターです」
ロメロ軍曹が報告した。
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ディアッカ大尉は、さらに220mm径6連装ミサイルポッドでユーピテルを牽制すると94mm高エネルギー収束火線ライフルで生き残ったユーピテルを撃墜した。
「とっととそこから下がれよ、アークエンジェル」
ディアッカ大尉は、ラミアス艦長に命令した。
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カラミティガンダムはシュラーク、60mm高エネルギービームライフル、スキュラとケーファー・ツヴァイを撃ち1機のホバーリングするマールスを攻撃した。
そこに部下が乗るマールスが援護射撃をした。
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ミサキ中尉は、ビーム・マシンガンではなくユーピテル・バズーカによる攻撃に切り替えたが回避されさらに黒い変形型ガンダムが腕部連装機関砲を撃ってきた。
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そのときシャニ少尉とクロト少尉と互角に戦うユーピテルにオルガ少尉が気づいた。
そのユーピテルにシュラークを撃った。
ユーピテルは、その攻撃に気づいて回避した。
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ミサキ中尉は、2機の新型ガンダムの射撃攻撃を回避し続けたがとうとう回避しきれず接近してきた緑色のガンダムの大型鎌の攻撃があたりそうになった。
ミサキ中尉は、思わずジャンプで回避したがそこに黒い変形型ガンダムが接近してきた。
ミサキ中尉は、戦慄したが次の瞬間上空からの強力なビーム砲で黒い変形型ガンダムが損傷した。
ミサキ中尉は、チャンスと見てユーピテルをベースジャバーに着地させた。
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クロト少尉は、ジャンプでニーズヘグを回避したユーピテルの目の前に現れツォーンを撃とうとした。
しかし刹那上空からの強力なビーム砲でレイダーガンダムの右翼と右脚が損傷した。
クロト少尉は、何とか機体のバランスを保ち撤退しようとした。
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上空からビーム砲を撃ったのは、ガンダム四天王の1人でδ艦隊のマン・マシーン隊長でもあるマーク・ヘイル少将が乗るリズィーシーガンダムだった。
作品名:機動戦士ガンダムRS 第36話 決意の砲火 作家名:久世秀一