機動戦士ガンダムRS 第36話 決意の砲火
「ジュリ、コロニー軍のマン・マシーン部隊よ」
マユラは、ジュリにマン・マシーン部隊の接近を知らせた。
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それは、国防総省でも確認できた。
「敵マン・マシーン部隊、イザナギ海岸に上陸」
CICがカガリに報告した。
「第8機甲大隊を回せ」
カガリが苦しい表情をしながら報告した。
「オノゴロ上空にも敵マン・マシーン部隊、接近」
その報告にカガリは、驚いた。
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オノゴロ上空に到着したベースジャバーに載ったユーピテル部隊は、120mmマシンガンで空中から機銃掃討を行った。
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「キラ・ヤマト、フリーダム、行きます」
アークエンジェルは、敵マン・マシーンの発進の報を聞き艦載機を発進させた。
「ストライクアヴェンジャー、発進、どうぞ」
ミリアリア二等兵が発進準備が完了したと報告した。
「フレイ・アルスター、ストライクアヴェンジャー、行きます」
こうしてフレイ少尉は、初戦闘に向かった。
※
それは、ドミニオンも同じだった。
「モビルスーツ隊、発進」
バジルール艦長の命令でカラミティガンダム、フォビドゥンガンダム、レイダーガンダムとグゥルに載った数機のストライクダガーと大量のデュエルダガーを発進させた。
カラミティガンダムは、自力で飛行できないためモビルアーマーに変形したレイダーガンダムの背中に載った。
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ジュリは、1機のユーピテルをイーゲルシュテルンで迎撃したがシールドで防がれタックルされ押し倒された。
ユーピテルがビームサーベルで止めをさそうとしたときマユラのM1アストレイが71式ビームライフルで援護した。
そこにアサギの乗ったM1アストレイが70式ビームサーベルで切りかかった。
しかしシールドで防がれた。
アサギは、ジュリの心配をした。
2機は、1度離れた。
そのときフリーダムガンダムが上空からフルバーストで多数のユーピテルを一瞬で撃墜した。
アサギの乗ったM1アストレイと戦闘していたユーピテルとその僚機は、目標をフリーダムガンダムに変更した。
アサギの乗ったM1アストレイと戦闘していたユーピテルは、飛び僚機は120mmマシンガンで援護した。
しかし空中戦可能機体と陸戦型機体が空中戦を行えば雲泥の差が生じる。
フリーダムガンダムは、接近してきたユーピテルにラミネートアンチビームシールドを投げコックピットをつぶし撃墜した。
コックピットをつぶされたユーピテルは、爆発した。
その爆風からビームサーベルを構えた僚機が現れたがキラ大尉は、冷静にビームサーベルを左手に持たせたラケルタビームサーベルで防いで右手に持っていたラケルタビームサーベルで胴を切って撃墜した。
フリーダムガンダムは、ラミネートアンチビームシールドを回収するとそのまま飛び去っていった。
「すごい」
3人は、キラ大尉の技量に見とれていた。
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ストライクアヴェンジャーは、上空から3機のユーピテルにシヴァとクスィフィアスレール砲を撃ち3機とも撃墜した。
「はい、はい。
エースは、かっこいいわね。
どうせ私は、ど素人ですけど」
フレイ少尉は、いやみったらしくそういった。
「こら、ぼおっとしないの。
次が来るわよ」
フレイ少尉は、3人に通信を入れた。
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「副砲、撃て」
ブライアン艦長の命令でドゴス・ギアは、副砲を撃ち戦闘ヘリコプターを迎撃した。
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それにクロト少尉が気づいた。
「ピンク色のやつをやるよ」
クロト少尉がオルガ少尉に言った。
オルガ少尉もそれに気づいた。
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それは、ドゴス・ギアでも確認できた。
「敵モビルスーツ、いやモビルアーマー接近」
ステファニー軍曹の報告にブライアン艦長は、驚いた。
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オルガ少尉は、ピンク色の軍艦にシュラークとスキュラを撃った。
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それは、ドゴス・ギアでも確認できた。
「回避」
ブライアン艦長の命令でドゴス・ギアは、回避できたものの流れ弾が1隻サラミスに命中して撃沈した。
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それは、2人も確認できた。
「はずれ。
へたくそ」
クロト少尉がオルガ少尉の悪口を言った。
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山の中では、まだ逃げている家族もいた。
その上空をモビルスーツを載せたモビルアーマーが通過した。
家族は、飛ばされないように地面に伏せた。
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カラミティガンダムは、レイダーガンダムの背中から降りると上陸したユーピテルを攻撃し始めた。
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それは、サオトメも確認した。
「更なる地球軍の新型か?」
サオトメは、迎撃したかったが新型ガンダムに乗ったキラとアスランの相手をしていたため別の新型モビルスーツの相手ができなかった。
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カラミティガンダムを降ろしたレイダーガンダムは、モビルアーマー形態で単機でピンク色の軍艦を襲った。
「撃滅」
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そのときちょうど直掩に戻っていたミサキ中尉が気づいた。
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レイダーガンダムは、モビルアーマー形態で弾幕を突破するとブリッジをミョルニルで破壊しようとしたが1機のユーピテルに蹴られかなわなかった。
ユーピテルは、そのままベースジャバーに戻りレイダーガンダムはそのまま海中に没した。
その水しぶきからフォビドゥンガンダムが現れ攻撃してきた。
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それにミサキ中尉とブライアン艦長が驚いた。
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フォビドゥンガンダムは、1隻のサラミスに強制着艦するとブリッジをニーズヘグで切り撃沈した。
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ミサキ中尉は、そのガンダムを追撃した。
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ユーピテルから脇腹を蹴られたレイダーガンダムが海中から姿を現した。
「お前、抹殺」
クロト少尉は、そういうとユーピテルにミョルニルを投げたが回避された。
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カラミティガンダムは、3機のユーピテルを60mm高エネルギービームライフルで瞬く間に撃墜した。
オルガ少尉は、戦闘が楽しくて高笑いしていた。
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サオトメは、キラとアスランが乗る新型ガンダムと交戦中だった。
「キラの乗るガンダムは、高機動と大火力を両立した機体か。
アスランの乗るガンダムは、高機動と中距離戦闘に主眼を置いた機体か」
サオトメは、これまでの戦闘経験から両機をそのように位置づけた。
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1機のマールスがカラミティガンダムにビームサーベルで切りかかった。
しかしケーファー・ツヴァイで防がれスキュラで迎撃した。
だが回避された。
作品名:機動戦士ガンダムRS 第36話 決意の砲火 作家名:久世秀一