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艦これオリジナル小説 その1

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「間給さんこんにちは! 提督さんをお連れしました!」

「あら、吹雪ちゃんこんにちは。……貴方が提督?」

女性はこちらを見るとふふっと微笑んだ。
とても素敵な笑顔でどきっとしてしまった。

「はい! 本日付けで着任致しました!」

「宜しくお願いしますね。私は普段この食堂で皆のお食事を作っているから出撃はしないけれど、その分とても美味しいご飯を振舞わせて貰うわね」

料理はもうすぐ出来上がる感じだ。
時計を見るともう18時になるくらいだろうか。

「そろそろ晩御飯の時間なんですか?」

「そうですね。大体18時からご飯です。」

初めての職場で緊張したのもあるのかとてもお腹が空いている。

「提督さん、お腹空いたんですか?」

「ん? ちょっとだけ空いたかな」

本当は凄くお腹が空いていたのだがみっともない所を見せたくなかったのでちょっとだけ
見栄を張ってしまった。
しかし、その直後に私のお腹がらぐぅーという音が出てしまった。
「あらあら。それでは提督さんもお腹を空かしている事ですしご飯にしましょうか」

間給さんはくすくすと笑いながら言った。
私はあまりにも恥ずかしかったので顔を赤らめて俯いた。

「丁度、雷ちゃんと電ちゃんも戻ってきたみたいですね」

3人で笑いあっていると丁度、お風呂から上がった2人がやって来て食事を取る事にした
間宮さんの作る料理はとても美味しくて、今までに食べた事のない美味しさがあった。
食事をしながら、これからの事や仕事の事を話していたらあっという間に時間が過ぎて
いった。

「ごちそうさま。とても美味しかったです」

「ふふっ……そういってもらえると嬉しいわ。さて、雷ちゃんと電ちゃん、お片付け手伝ってもらえるかしら?」

「はーい」

「了解なのです」

2人はお皿を下げ始めたので私も手伝おうとしたが……

「司令は疲れたでしょ? ここは私達がやるから今日はお部屋に戻ってゆっくり休むといいわ」

「え……でも……」

「司令は鎮守府の頭なんだから、いざという時に倒れちゃったら駄目じゃない。だから、こうゆう時は私達を頼っていいのよ?」

確かに雷の言う通りだ。
いざという時に指示を出す人が倒れて動けなかったら意味がない。

「分かった。今日はもう休ませてもらうよ」

「はーい、司令官!おやすみなさい!」

「あぁ……3人ともおやすみ!」

私は雷の言葉に甘えて今日は休むことにした。

(しかし、つくづく雷の包容力には驚かされる。
なんというか……まるでお母さんみたいだ、といってもあの年齢と容姿でお母さんなわけ
ないだろうけど。)

私はくすりと笑いながら吹雪と共に提督室に向かった。

「提督さん、本日はお疲れ様でした! 今日はゆっくり休んで下さいね!」

「うん。吹雪もゆっくり休んでくれ」

「はい!おやすみなさい!」

そう言って吹雪は自分の部屋に戻っていく。

「ふぅ……しかし、本当に疲れた。でもなんだかあの娘達と一緒にいると自信が持てる気が
してきたぞ。」

私は、荷物を片付けながら明日からの事、今後やってくるであろう仲間の事を考えながら
業務日誌を書き布団に入った。

「よし……明日から忙しくなるぞ……」



——————————————————————第1章『着任』 終——————————————————————