機動戦士ガンダムRS 第37話 アスラン
シグマン大尉は、肯定した。
「今日は、休暇だって言ったじゃない。
どうして基地に行かなくちゃいけないの?」
「ごめん。
取り消しになったんだ。
この埋め合わせは、必ずするから」
これもマーネリー軍曹の妄想では、あるがシグマン大尉は思わず本気で謝った。
「こういうことですか?」
マーネリー軍曹が質問した。
「そうだな」
シグマン大尉は、肯定した。
2人は、先のが面白かったのか笑った。
※
ドミニオンでは、オルガ少尉とクロト少尉は、研究員から禁断症状を抑える薬を震える手で受け取ると夢中でそれを飲んだ。
「グリフェプタンを10単位追加してある。
2時間は、保つだろう。
また苦しい思いをしたくなかったら今度は、頑張るんだな」
研究員は、オルガ少尉とクロト少尉に忠告した。
「ああ、ありがたいことで」
クロト少尉は、研究員に感謝した。
「クソ」
オルガ少尉は、こんな状況に嫌気をさしていた。
※
キラ大尉は、フリーダムガンダムのコックピット内で寝ていた。
アスラン中佐は、ジャスティスガンダムの足元に座っていた。
※
マン・マシーン隊は、出撃準備を完了させた。
「アツシ・サオトメ、ガンダムサイガー出る」
η艦隊旗艦のドゴス・ギアからガンダムサイガーが出撃した。
「マーク・ヘイル、リズィーシーガンダム出る」
δ艦隊旗艦のアドミラル・ティアンムからリズィーシーガンダムが出撃した。
さらにそれに続くようにベースジャバーに載ったユーピテルとユーピテルツヴァイも出撃した。
作品名:機動戦士ガンダムRS 第37話 アスラン 作家名:久世秀一