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hujio
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サメと人魚
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遙が引き戸を背景にして立っている。
眼が合う。
静かな黒い瞳。
遙は口を開く。
「ありがとう」
家まで送ったことに対する礼らしい。
まさか礼を言われるなんて。予想してなかった。凛はぼうぜんとし、黙ったままでいた。
遙はくるりと身体の向きを変え、玄関の戸の鍵を解錠して、戸を開けて家の中に入っていく。
ふたたび凛は踵を返した。
一の鳥居のほうへと進んでいく。
その歩く足がどんどん早くなる。
石段をおりる。
駆けおりる。
顔が熱い。
走っているせい、ではなさそうだ。
作品名:
サメと人魚
作家名:
hujio