yamatoへ… ユキバージョン 3
<そうか…じゃぁ大変なんだね。>(岡本)
「そう。みんなみたいに親が開業医で、なんて恵まれてないから。」
ユキがさらっと言いにくい事を言う。
「まぁそんなわけで…そろそろ寝るわ。」
ユキは“おやすみなさい”と言いながら携帯を切った。
ユキはもう一度メールを読んだ。そこには一週間で移動が完了するように計画的に事が進むよう、全てが記載されていた。学生を先に移しその後病院関係者、となっていた。
ユキ達が移動した数週間後だった…富士のふもとに遊星爆弾が落ちた…
作品名:yamatoへ… ユキバージョン 3 作家名:kei