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宇宙戦艦ヤマトのその後 6

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この二人をずっと上から見てる人影があった。司令部の最上階は展望カフェになっていて下の階が見えるようになっていたが下からは見えないようになっている

  「指輪じゃないのか」(島)
  「古代は指輪にサイズがある事知らないんじゃないか?」(南部)
  「真田さんあれどうやって手に入れたんですか?」(太田)
  「ん?あれは守が持ち込んでいてそのまま置きっぱなしになってた荷物の中に入ってた
   らしいんだ。あいつ突発で降りただろう?たくさん入ってたらしいから欲しければやるぞ?
   古代から預かってるから。ただしコスモナイトがわずかしかないからな。あれは今戦艦
   作るのに最重要とされて入手困難になってるからな。(笑)」(真田)
  「あ~あ~それにしてもユキさんの幸せそうな顔!あ~んな顔ヤマトの中でしなかったで
   すよ!(カメラ構えて一枚撮る)」(相原)
  「ここに加藤と山本がいたら…それこそ大騒ぎになりそうです。よかった、月に行ってて
   くれて…って、相原ひょっとしてあいつらに知らせるつもりか?」(南部)
  「そりゃ~そうでしょ。ヤマトの広報誌今なら無料で配信しますがどうします?もちろん
   トップシークレットコードなのでヤマトの会員以外は見ることできませんが?登録すれば
   今後あの二人の発展も話に乗り遅れることないですよ!」(相原)
  「じゃぁついでにスクープをやろう。古代がユキさんと一緒にスーツ着て出かけた日がある
   んだよなぁ…(真田はばれたか、という顔をした)ユキさんの両親にお付き合い、のお許し
   もらいに行ったんだと思うんだけどなぁ…真田さん、何か聞いてませんか?」(南部)
  「えぇぇっ!本当ですか?それはいつ?初耳ですよ!真田さん知ってました??」(相原)
  「…まったく…古代の初登庁ってゆーから付き合ってやったが…少しばかり長い休憩に
   なっちまったな。さて俺は戻るぞ。」

真田がそう言いながら席を立つと全員が立ち上がり“真田さん本当ですか?”と記者に責められるが如く喫茶室を出て行った。二人を見守る温かい目(?)があるがガミラス以上の試練が待ち構えているとは想像もしていなかった…


                                END




作品名:宇宙戦艦ヤマトのその後 6 作家名:kei