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時空省奇伝 次元と時を超える者たち

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言峰「なるほど、道理で私が重要なポストについていることを知っているという事か。なら、今すぐでも構わん。すぐに支度をしよう。では、
私はどこに向かえばよいのかね?」
その言葉に、ゲーニッツは静かに、落ち着いて答える。
ゲーニッツ「西東京… そう、西東京へ向かってほしいのです。そこでは、何やら奇妙なことが起ころうとしています。」
その言葉に、言峰は食いつく。何故かは知らないが感じ取ったのだ。彼の求める『愉悦』がそこにあるのは間違いないと。
言峰「ほう…西東京。まて、そこには確か…」
プッチ「そう、そこにあるのは…」
プッチはポケットから{ポケット地図帳『学園都市』}という冊子を取り出す。
プッチ「この学園都市に向かってほしいのです。」
こうして、多くの者たちの『運命の歯車』が動き始めた。これから始まる計画なぞ、誰もつゆ知らずに…。