小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」

BIOHAZARD コードD -崩壊編-

INDEX|1ページ/6ページ|

次のページ
 

いつもじゃない



「時にはどんなに簡単なことでも、上手くいかないときがある」

2013年、7月……
オレはどうやらイカレテいるようだ
学校の帰りにネットカフェでネトゲをやっていたところだった
普通だった、いつも通りだった
だが……来るべきは地獄だった……

パソコンの前で必死でネトゲのFPSをやっているおれ
オレの名前は田中・進夜。高校生だ
金曜日の学校の放課後にいつもこのネットカフェ(アドナイン)に来るのである

まぁ、オレは一人で遊んでいるだけであるが
ゾンビモードでオレが操作している軍団が見事に大勝利だ

進夜「じゃあな雑魚ども、おとといよろしく」
オレは立ち上がってごきげんに部屋を出てジュースを取りに行こうとする

外から風の音が聞こえてきた
黒い風だ……
古来より黒い風は不吉を呼ぶ、虫の知らせと同じだ

進夜「んだよ、窓あいてんじゃん」

店の窓が開いていた、物騒な店だなおい
いやな予感がするが、いつもの夕方のざわめきも聞こえてくるので心を入れ替えてカウンターへ向かった

この店ではドリンクバーではなく、いちいちカウンターまで言ってドリンクを貰わないといけない。まったく不親切な店である。まぁ安いから文句は言えんが……
カウンターへ行くと店員の奴が座り込んでいた、何してんだ

進夜「あの、ジンジャエール」

グラスをカウンターに置いて声を掛けてみるがまだ座り込んでいる

進夜「おい、聞いてんのかよ」

どうやら何かを食っているようであるが……
少し様子が変だ

進夜「おい!」

グラスの残っていた水を店員になげかける
すると店員が振り向く
ゴトっという鈍い音がした

進夜「は?お前なに……?」

進夜は目を疑った、鈍い音の根源は生首だ!そして、店員の口の周りの血……首のない倒れている死体!?
食ったんだ!人間を!

Ahhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhh!
店員は立ち上がり、進夜のところへ近づいてくる
皮膚はただれて獣みたいな目、そして牙…・…まるでゾンビのようだった

進夜「おい、冗談だろ?」

オレは逃げようとする。がっ後ろにもどうやら
アー!
同じようなゾンビが二体……くそ!囲まれたか!

進夜「ちくしょう……なんなんだおめーらは!」

一体が進夜に掴みかかる!女の子だった、セーラー服を着た学生だったがゾンビだ

進夜「なんだてめえ!」

進夜はゾンビを殴り倒し、その店の出口へ向かう

進夜「どうなんってんだ、悪い夢か!?」

出口を蹴飛ばし、外へ飛び出す
しかし、外も同じく地獄絵図だった
ゾンビたちが歩き回っており、生存者達を食いらしていた

進夜「おいおい、バイオハザードかよ!ざけんじゃねえ!」

うううう……
呻き声が聞こえた、ゾンビじゃないようだ
進夜は近くに警官を発見する。負傷しているようだ

進夜「おい、大丈夫か?」
警官「う……うう……人間か?」

進夜は警官の腹から血が出ているのを見た
どうやら噛みつかれたような跡があるが

進夜「どうしたんだ?」
警官「暴徒と聞いてすぐ駆けつけたが……取り押さえようとしたらすごい力で押し倒されて……げほっ、ごほ……」

警官が血を吐く
顔色も悪くなってきた

進夜「どうすればいい?死ぬなよおっさん」
警官「オレのことはほおっておいていい……とにかくあんたは逃げろ……」
進夜「逃げるったってどこへ……」
警官「学校へ行け……近くにある学校だ……これを持っていっけ」

警官が内ポケットのホルスターからハンドガン(ワルサーp38)を取りだす

進夜「いかしてるぜ、悪いな警官借りるぞ!」
警官「う…後ろだ!」

ワルサーp38を取り、近くに来たゾンビ向けて引き金を引く
バゥン!という音とともに弾丸がゾンビの体を貫く
しかし、ゾンビは軽くよろけただけである

進夜「くっそ!効かねえのか!?」

警官がもう一丁の拳銃を取り出し、ゾンビに向けて撃つ
ゾンビはひっくり返り、血を吐いて倒れる

警官「行け……今のうちだ……学校へ……」
進夜「サンキュー警官。おっさんはただの税金ドロボーじゃねえな……」

警官は倒れて動かなくなった

進夜「おっさん!!くっそ!」

進夜はその場から離れる!近くに確か学校があったはずだ
学校へ向かって進夜は走る

わんわんと犬の声が聞こえてきた
犬……いや、ケルベロスだった、全身血だらけだが……同じだ、人間と……生物も

進夜「っ!」

ゾンビ犬が走ってきた
一気にワルサーを連射してゾンビ犬撃ち抜いていく
ありえねー!

進夜「ふざけるな、オレは夢か夢じゃねえかわかんねぇところで死にたくねーんだ!」

ああああああああああああ!
ゾンビが再びやってくる、クソヤロー火災地帯からくんじゃねーよ!
数体向けて撃ち抜くが、そろそろ弾がなくなるところだ

進夜「もう弾が……クソ!」
進夜はふたたび走る
そうだ、これは夢だ、何でおれが拳銃持って化け物と戦っているんだ

進夜「はぁはぁ……学校だ……ここなら誰かいるはずだろう」

なんとか必死で学校へたどり着く
進夜が学校の正門を抜け、玄関に入ろうとしたとき
うあーーーーーー!
ゾンビの大群だ!追いかけてきた!

進夜「よってたかんなよ……雑魚が」

進夜は玄関をしめて学校の中へ入る
体力も悲鳴を上げてきた……ちくしょう、鍛えておくんだった……運動なんかずーとしてねえからな
進夜は明かりがついている保健室の中へ入る

ガチャ!保健室のドアを開ける。もう体が限界をつき、ソファのところに寝ころぶ
ふと時間を見る、10分だ、ネットカフェを出てからたった10分しかたっていなかった

進夜「生まれて初めての死闘10分かよ……」

ありえねーどうなってんだクソヤロー
ちくしょうー
涙が出てきた、夢とか現実とかもう何もかもわからない
ズガンズガンズガン!銃声が聞こえてガラスの割れる音がした
ワルサーp38を構えて警戒する
ガチャ!保健室のドアが開く!
とっさにワルサーp38を構えて入ってきた人影に向ける

進夜「誰だ!?」

作品名:BIOHAZARD コードD -崩壊編- 作家名:シド