ロウきゅーぶ!~硯谷女学園サイド~prologue
話を終えると、顧問の先生に挨拶をされた。そしてメンバー全員を集めた。
「はい、みんなあつまって!」
「「「はーい!!」」」
女の子達は掛け声とともに素早く集まった。よく訓練されている。
「今日から臨時でコーチをやってくれることになりました、白川流さんです。」
「白川流です。よろしく。」
「白川?いろはちゃんとおんなじ苗字?」
「あたしのお兄だよ!」
「「「わぁぁぁ!!」」」
その後、質問責めに合ったのは言うまでもない。
メンバー全員流の事を知っていたらしく、全中MVPであることも知られていた。きっといろはが言いふらしていたのだろう。だが、おかげで難なくコーチとして認められたようだ。
こうして流の硯谷女学園バスケ部コーチとしての生活が始まった。
作品名:ロウきゅーぶ!~硯谷女学園サイド~prologue 作家名:れいもん