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島を想う(宇宙戦艦ヤマト完結編の後)1

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<アクエリアス>
ヤマトがワープ明けした。

アクエリアスが目の前で美しく輝いている…しかし誰もがそれを忌々しく思って見ていた…

島が静かに息を引き取った。
ディンギルの少年も救えなかった。

進はアクエリアスを睨み必死に悲しみに耐えた






唯一無二の親友



その言葉がピッタリだった。
そして何もかも…仕事も恋愛も、ずっとライバルだった。
進が艦長になってもズバズバ意見を言い、任務がないときは普通の親友だった。

兄、守がいないくなって島の存在は大きくなった。
ユキと別の意味で自分の一番傍にいる存在だった…



しかし進は悲しみに暮れている時間はなかった。

  (島…地球をなんとかしたい…それまで、待っててくれ。)

進は悲しみを封印した。