ガルマンガミラス滅亡の危機2
<赤色銀河>
デスラーは宮殿から離れた銀河の谷に来ていた。そこでシャルバートの科学者達の力によって赤い銀河が交差している様子を映像化に成功したのでデスラー達が見に来ていた。
そこは以前進たちが訪問した過去の兵器が眠っている所ではなくまた別の山間の谷だった。
「巨大すぎる…」
刻、一刻と赤色銀河は大きくなりボラー全域と交差した後少しずつガルマンガミラスの方へ広がり始めていた。
「我々の母星も時間の問題だろうか…」
デスラーが呟くように言う。
「デスラー総統…お気持ちお察しいたします。」
ルダはずっとかくまってもらっていたファンタムが破壊された時の事を思い出してた。
「ルダ女王…私はあなたに謝らなくてはいけない。」
デスラーが呟くように言った。
「あの時ファンタムを破壊しなくてもよかったのだ。」
ルダはデスラーの言葉を静かに聞いていた。
「星の寿命は限られている…それを一番よく知っているのは私だったのに…
本当に済まない事をしたと思っている。」(デスラー)
「いえ…過ちに気付いたのならいいのです。ファンタムは私の中にいます。」
ルダは静かに告げた。
「ファンタムも自分を守るために必死だったんだと思います。それが自然と
私を守るため、になっていて…。本当に助かりました。星自体が生命体、
なんて…私も最初信じられませんでした。意思の疎通ができるようになると
寒ければ暖かくしてくれるし寂しければ声を掛けてくれたり幻だけど
人と話させてくれたり…」(ルダ)
「すまない…あの時、古代は止めてほしいと私に訴えていた。もっと早く
過ちに気付いていれば…」(デスラー)
「でもきっと今回の事でファンタムはかなり早い段階で消えてしまう星の
ひとつだったでしょう。」
ルダは静かに眼を閉じて胸のペンダントを手に取り祈りをささげた。
デスラーは宮殿から離れた銀河の谷に来ていた。そこでシャルバートの科学者達の力によって赤い銀河が交差している様子を映像化に成功したのでデスラー達が見に来ていた。
そこは以前進たちが訪問した過去の兵器が眠っている所ではなくまた別の山間の谷だった。
「巨大すぎる…」
刻、一刻と赤色銀河は大きくなりボラー全域と交差した後少しずつガルマンガミラスの方へ広がり始めていた。
「我々の母星も時間の問題だろうか…」
デスラーが呟くように言う。
「デスラー総統…お気持ちお察しいたします。」
ルダはずっとかくまってもらっていたファンタムが破壊された時の事を思い出してた。
「ルダ女王…私はあなたに謝らなくてはいけない。」
デスラーが呟くように言った。
「あの時ファンタムを破壊しなくてもよかったのだ。」
ルダはデスラーの言葉を静かに聞いていた。
「星の寿命は限られている…それを一番よく知っているのは私だったのに…
本当に済まない事をしたと思っている。」(デスラー)
「いえ…過ちに気付いたのならいいのです。ファンタムは私の中にいます。」
ルダは静かに告げた。
「ファンタムも自分を守るために必死だったんだと思います。それが自然と
私を守るため、になっていて…。本当に助かりました。星自体が生命体、
なんて…私も最初信じられませんでした。意思の疎通ができるようになると
寒ければ暖かくしてくれるし寂しければ声を掛けてくれたり幻だけど
人と話させてくれたり…」(ルダ)
「すまない…あの時、古代は止めてほしいと私に訴えていた。もっと早く
過ちに気付いていれば…」(デスラー)
「でもきっと今回の事でファンタムはかなり早い段階で消えてしまう星の
ひとつだったでしょう。」
ルダは静かに眼を閉じて胸のペンダントを手に取り祈りをささげた。
作品名:ガルマンガミラス滅亡の危機2 作家名:kei