ダンガンロンパ・ファンタジック/リロード-Chapt.1-1
コロシアイ学園生活という絶望のルールに支配された私達は、誰も何も言うことなく、流れ的に解散となった。
香は、まだあの時の学園長、妖と言った魔女の言葉を忘れられない。
なんとなく、気の大きさの件もあって、あの魔女のような格好は脅しではないと彼女は思っていた。
……が、まさかあんな目を覆いたくなるような爆発の嵐を巻き起こすなんて……
****
花火の爆発音が消えた後の、
「これが、お仕置きですよ」
****
この一言が、頭から離れない。
あんなお仕置き受けたくない。死にたくない。
想像するだけで、頭が痛くなった。
Chapter.1
この絶望を、
今の僕には理解できない
(非)日常編
首を振り、無理やりその思考を追い払おうとして、
彼女は渡された『電子生徒手帳』なる物に目を向けた。
画面に触れると、起動を確認する。
「タッチスクリーンですか……中々新しい技術ですね」
その機能を確認してみる。
まずは、
「……校則」
校則の確認だ。
確か妖はこうも言っていた。
****
「あ、そうそう。言い忘れたけど、"校則を破った人も今のようなエクストリームな体罰"を発動しちゃうからね!
校則は今から配る"電子生徒手帳に載ってる"から、皆確認しておくように!」
****
あんな罰なんか絶対受けたくない。
電子生徒手帳には7つ機能があるようだったが、真っ先にその『校則確認』機能を起動した。
「結構数がありますね……次のページで順番に確認していきますか」
香は、まだあの時の学園長、妖と言った魔女の言葉を忘れられない。
なんとなく、気の大きさの件もあって、あの魔女のような格好は脅しではないと彼女は思っていた。
……が、まさかあんな目を覆いたくなるような爆発の嵐を巻き起こすなんて……
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花火の爆発音が消えた後の、
「これが、お仕置きですよ」
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この一言が、頭から離れない。
あんなお仕置き受けたくない。死にたくない。
想像するだけで、頭が痛くなった。
Chapter.1
この絶望を、
今の僕には理解できない
(非)日常編
首を振り、無理やりその思考を追い払おうとして、
彼女は渡された『電子生徒手帳』なる物に目を向けた。
画面に触れると、起動を確認する。
「タッチスクリーンですか……中々新しい技術ですね」
その機能を確認してみる。
まずは、
「……校則」
校則の確認だ。
確か妖はこうも言っていた。
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「あ、そうそう。言い忘れたけど、"校則を破った人も今のようなエクストリームな体罰"を発動しちゃうからね!
校則は今から配る"電子生徒手帳に載ってる"から、皆確認しておくように!」
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あんな罰なんか絶対受けたくない。
電子生徒手帳には7つ機能があるようだったが、真っ先にその『校則確認』機能を起動した。
「結構数がありますね……次のページで順番に確認していきますか」
作品名:ダンガンロンパ・ファンタジック/リロード-Chapt.1-1 作家名:暗妖