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ダンガンロンパ・ファンタジック/リロード-Chapt.1-1

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校則その1・生徒たちはこの世界の中で共同生活を送りましょう。
      共同生活の期限はありません。


(基本的にはただの共同生活……学校の外にも自由に出れるようですし、
 そんなに閉鎖感は無さそう。
 でも、事実上この島だけがこの世界の全てでしょうし……
 次第に閉鎖感を感じてくるようになるんでしょうか)



校則その2・夜10時から翌日午前6時までを『夜時間』とします。
      夜時間は行動が制限されますのでご注意ください。(詳細は後述)

(午後10時から午前6時は『夜時間』……行動が制限される、というのは恐らく、使える施設が限定されるって言う事でしょうね。)



校則その3・就寝は、学生宿舎の個室もしくは、患者と付き添い1名に限り保健室でのみ可能です。
      他の部屋での故意の就寝は居眠りと見なし罰します。


(い、居眠りで罰!?怖い怖い怖い怖い!
 罰を受けずに眠ることができるのは、学生宿舎の個室と保健室だけか……
 気をつけないと)



校則その4・学園長こと白夢 妖、もしくは引率の先生への暴力を禁止します。
      ただし、学園長や先生も規則違反かお仕置き以外で暴力を振るうことを禁止します。


(学園長、先生達とは互いに危害を加えあってはいけないと言う事ですね……
 但し、規則違反があったら別って言うのが怖いですけど……)


校則その5・各部屋にある監視カメラ・モニターの破壊を禁止します。


(監視カメラとモニターは壊しちゃダメ……恐らく、それをされると学園長達が事件を確認できなくなる可能性や、私達への連絡もれが生じる可能性があるからでしょうね)


校則その6・『3人以上』の生徒が他の生徒の死体を発見すると、
      死体発見アナウンスが放送されます。

校則その7・死体発見アナウンスの一定時間後に、
      『生徒全員参加が義務付けられる』学級裁判が行われます。


("3人以上"の生徒が死体を発見すれば死体発見アナウンス、そしてその一定時間後に全員参加の学級裁判……
 つまり、逆に言えば"3人未満の生徒"が死体を目撃したところで、学級裁判は始まらないってことですね。
 そうか、死体を私達が発見するのが遅くなればなるほど、犯人に証拠隠滅のチャンスを与えてしまうんですね……)


校則その8・学級裁判で正しいクロを指摘した場合は、『クロだけがお仕置き』されます。

校則その9・学級裁判で正しいクロを指摘できなかった場合は、
      クロ以外の全員がお仕置きされ、みんなを欺いたクロだけが卒業となります。


(学級裁判で犯人を当てられれば、その犯人だけがあの"お仕置き"。
 そうじゃなかったら、犯人以外"全員"がお仕置き。
 まさにこの学級裁判、命がけですね……)


校則その10・電子生徒手帳の他人への貸与を禁止します。


(この電子手帳は他人に貸しちゃいけないんですね。
 でも、"貸しちゃダメ"なだけで奪うことや拾うこととかはありなのかな……?)


校則その11・コロシアイ学園生活で同一のクロが殺せるのは2人までとします。


(同一犯は2人までしか殺せない……そりゃそうですよね。
 制限が無かったら、15人皆殺しで独り勝ちなんてバカみたいなことできちゃいますもんね。)


校則その12・コロシアイ学園生活で、死体発見アナウンスが流れてから
      学級裁判までに人を殺し捜査を延長するようなことを禁止します。


(死体発見アナウンスが流れてから学級裁判まではそれ以上の殺害は禁止される……
 つまり、2人殺害する場合は、先に殺した人が"3人未満にしか目撃されていないケース"で2人目の殺害が成立した場合にのみ起きるってことですね。)


校則その13・この世界で、生徒がその自分の力で空を飛行することを禁じます。


(空を飛行することは禁止……でも、空を飛べるような人っているんでしょうか?
 よく判らない縛りですね……)


校則その14・この世界について調べるのは特に行動制限がかかっていない限り自由です。
      校則と夜時間の制約以外で特に行動に制限は課せられません。


(校則と夜時間の制約以外では行動に制限は課せられない……
 割と自由なんですね。……まぁ、"自由にやらせてやるから殺しやれ"
 ってことなんでしょうけど……)


※ なお、校則は学園長の判断で追加される場合があります。



「うーん……まぁ校則らしい校則と言うと、
 『監視カメラ・モニターの破壊禁止、居眠り禁止、電子生徒手帳の貸与禁止、飛行禁止』ってところでしょうか……」



先ほどから香は今日の事を忘れたいと思っていたが、忘れられなさそうだと察した。
この"校則"を見るたびに、思いだしそうな気がしたのだ。


「……他の機能を確認しつつ、"自分の個室"を探しましょう」

2つめの機能は地図だった。そのおかげで、個室を見つけることは非常に容易なものだった。

個室は学園の東にある寄宿舎エリアの2階と3階で、香の部屋は2階にあった。

なお、寄宿舎エリア1階には食堂や大浴場、ランドリーなどの生活の為の施設が備わっているらしい。


3つ目の機能は、SNS……今で言えばLineによく似た、そんな機能が搭載されていた。

全体への連絡などに使えそうだ……っと?


「霊さんが早速使っていますね……なになに?」


『明日の朝食、全員で一緒に食べつつ少し話し合いをしたいと思うから、朝7時半に食堂に集合してほしいな』


こんなことが書かれていた。


「ふむ。話し合い……そうですね、こういう時こそ力を合わせないと」

そう頷いたところで、自分の部屋に到着する。

電子生徒手帳を持ちながら部屋の前まで行くと、カチャリと音がした。

なるほど、第4の機能はルームキーの代わりか。

ただし、中に入るや否や、こんな注意書きがあった。


『電子生徒手帳を用いての開閉を行う場合は、部屋の入口のカードキー置きにカードキーが置かれていないと行えません。なお、使用する電子生徒手帳と、カードキーは自らの物でない限り反応しません。
カードキーが置かれていない場合は、カードキーが無いと開けられませんので注意して下さい。
 なお、カードキーを紛失した場合は、カードキーを新たに発行してこれまで使用していたカードキーを使用不可にしますので、
 3階の妖の部屋までお越しください』

と、ふと扉の方を見ると、扉の横の靴箱の上にカードキー置きにおかれたカードキーがあり、扉はドアロックもついていた。

扉はカードキー置きにカードが置かれている場合のみオートロックになるが、そうでない場合は普通の鍵付き扉になるようだ。