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銀魂 −アインクラッド篇−

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・・・

『銀魂』
・大江戸 かぶき町 万事屋銀ちゃん・

「ぎ、銀さァァァァァん!!!やばいよこれ!ごっつやばいよ!めっさやばいよ!!完全に精神持ってかれちゃったよ!!」
「落ち着くネ新八!!たとえ銀ちゃんのドリームがキャッチされたとしても取り敢えずボコボコにすれば嫌でも目が覚めるヨ!ホアチャァァァァッ!!!!」

神楽の強烈なローキックが銀時の懐に入り、そのまま轟音をたてて吹き飛ばされる!銀時の身体は自身の寝室へと吹き飛ばされ身体中に破壊された壁やら天井の木片が突き刺さり、見ているこちらが痛々しい。

「駄目アル新八ぃ。目を覚ますどころか白目むいてるネ」
「て、おいィィィィ!!これ以上重症にしてどうするんだァァァァァ!!!!別の意味で逝ってしまうわァァァァ!!!!」

そんな中、玄関から聞きなれた声と共に老婆と残念なネコ耳女、さらに緑色の髪をした美しい家政婦の格好をした機械-からくり-が万事屋内に入ってきた。
「誰が老婆だ!!…ったく、さっきからあんたら騒がしいから見に来てやったけど、一体どうしたのさ」
「お登勢さん!」
「助けてよババア!銀ちゃんがドリームをキャッチしようとしたら逆にキャッチさせられて頭の中身全部持ってかれちゃったヨ!!」
「助けを求めるならまずババアをやめないかいッ!!…おや、銀時の頭についてるの、どっかで見たことあるねぇ」
「サッキ ノ ニュース ニ 流レテタ違法ナ機械 デスヨ!丁度イイカラ家賃変ワリニ コノ クソ天パー ヲ 売リ飛バシマショウ ババア!!」
「あんたも何調子にのってババア呼ばわりしてるんだぃ!!たま、銀特の様子は?」
「検索した結果、正真正銘本物のナーヴギアです。無理に取り外そうとすると内部に搭載されている高出力マイクロウェーブが銀時様の脳を破壊し生命活動が停止してしまいます、屍老婆(ばばあ)」
「お前達私を馬鹿にしてそんなに楽しいのかいッ!!」

お登勢達が漫才のような会話をする中、ただ一人、新八は肩の力を落としその場で膝をついて落胆してしまう。
---我らが銀さんが・・・もう二度と目覚めない?
気がつけば、自然と目頭が熱くなっていた。

「そんなッ…一体どうすれば…」
「新八、取り敢えず落ち着いたらどうだ。まだ手は無くなった訳じゃないだろ?みんなの知恵を振り絞りあってなんとかして銀時を助けてやろうじゃないか。まだ家賃も貰ってないんだ。こんなことでくたばらせるわけにはいかないよ」
「お登勢さんっ」
「見たところ外宇宙の技術で作られた機械のようですが一つ一つ調べていけばなんとか解体することが可能かもしれません。しかしそれには大勢の人達の強力が必須です。きっと銀時様もナーヴギアの中で戦っています。なら私達もくじけていられません。そうですよね?新八様」
「たまさんっ…そうですね。僕がここで諦めてどうするんだ…僕達の手で銀さんを助け出さないと!!」

「キャサリン、取り敢えず使えそうな人材をかぶき町隅々から探して呼んできな!」
「任セテ下サイ、オ登勢サン!」

キャサリンは敬礼をした後、大急ぎで救援を呼びに万事屋から出ていった。
お登勢は銀時の身体を布団に寝かせ、たま は早速ナーヴギアの解析作業に入る。

「銀さん、待っててください!必ず僕らが助けてみせますからね!」
「銀ちゃんこのまま寝っぱなしはだめヨ!?今日の夜は銀ちゃんが食事当番なんだからネ!」
「神楽ちゃん、今それ言う?」