銀魂 −アインクラッド篇−
「俺もっ・・・これでさよならとは思わないっ!!必ずあんたにもう一度出逢うよっ!!・・・だから、教えてほしいっ・・・ギンさん・・・・あんたの、本当の名前は?」
銀時は振り向いた。
そして、銀時は口許を緩ませながら、はっきりと二人に聞こえるように答えた。
「俺の名前は『坂田銀時』・・・大江戸のかぶき町でスナックお登勢の上にある『万事屋銀ちゃん』にずっといる。困ったら訪ねてこい。パーティー特別割引価格でどんな依頼もお安くしてやる・・・。いつでも、いつまでも待っているぜ」
「銀さん・・・・か。私の名前は『結城明日菜』っ!十七歳です!困ったら探しにいくわ!銀さんっ!」
「俺は、『桐ヶ谷和人』・・・必ずもう一度・・・『約束』だ。・・・またな!銀さんっ!!」
「ああ、―――じゃあな」
視界が光に満たされていく。
すべてが純白のヴェールに包まれ、極小の粒子となって舞い散る。目の前の銀時の顔が、世界に溢れる光と混ざり合う。
そして、拡散する。
消えていく。
いつか・・・もう一度。
また会おう―――『銀さん』。
作品名:銀魂 −アインクラッド篇− 作家名:a-o-w



