銀魂 −アインクラッド篇−
「いや〜、ついにこの作品も折り返し地点に突入したな、ギンさん」
「つっても、やっと半分ぐらいに到達しただけで、まだ終盤の『しゅ』の字にも突入してないけどな」
「おまけに投稿を開始してからかなりの時間が経過しているから、他に似たような作品を投稿していた人たちは皆、とっくの昔に完結しているわよ」
「アスナ、ちょっとは言葉を謹んでくれ・・・。それよりギンさん、俺たちの状況をこの作品を見てくれている読者の人たちに説明してあげてくれよ。皆、口ぽか〜んって、なっているぞ」
「あ〜はいはい、今見ている読者にわかりやすく説明すっけど、現在、エギルの店の外観の静止画にいつものＢＧＭが流れていま〜す」
「アニメ銀魂名物、ＢＧオンリーね！」
「いやいや・・・小説なのにエギルの店の外観とか言われてもなにも映ってないから。画面上に映っているのは長々しい文書だけだから。というかＢＧＭすら流れてないから」
「いぃんだよこれで。いちいち状況を説明するのめんどくさいし、セリフだけ執筆すればいいから楽で良いだろ」
「良いわけないだろ!!銀魂知らない人ＢＧオンリーとか言われても訳わかんないから!!」
「大丈夫よキリト君！大抵こんなマニアックな小説、初見で見る人なんていないわ。一見さんはお断りよ」
「大体よぉ〜、なんだよ。銀魂と『ソードアート・オンライン』のクロスオーバーって。後者はともかくなんでよりによって銀魂なんだよ。結局、俺達はあ〜だこ〜だと介入する程度で上手い具合にソードアート・オンラインと混ざり合ってねぇじゃんか。ホットケーキミックスの粉と牛乳ぐらい混ざり合ってねぇよ。俺たちは既に粉の塊になっているからね」
「ここまできて自身が主人公の作品全否定かよ・・・どんだけやる気ないんだこの主人公」
「あぁ〜俺もよぉ、ソードアート・オンラインとかじゃなくて日アサの作品とコラボしてみたかったよ」
「ギンさん！そこらへんは厳しいんだからちょっとは自粛してくれよ！」
「まぁ私とギンさんに関しては既に何回も出演経験あるかもう良いかな〜。私にいたってはレギュラーの追加戦士でカワルンルンしてオールスターズの仲間入りもしたし、中の人が顔出しで実際に出演しているし、ブレイブにライブもしちゃったし」
「あ〜そういえばそうだったな。俺もガブってキバって変身しているし、とある森の四天王的な奴にもなったし、戦隊でもキラメイちゃってるし・・・あれ。キリト君、そういえば君はまだ日アサで見かけてないんだけど。あれ、もしかして君、まだ戦隊やラ〇ダーやプ〇キュアでも出てないんですか〜？まだレギュラー入りしてないんですか〜？」
「出ていませんけどォ!!?え、なんですか!?別に日アサ出てないからってなんか文句でもあるんですかァッ!?日アサ＝人気声優への登竜門か何かですかァ!!?別に日アサだけがレギュラーってわけでもねぇし!!なんならサ〇エさんぐらいの長寿番組に出演されている皆様ぐらいのクラスにならねぇとすげぇって思わないしィ!!・・・というか、俺達なんでこんな話題になっているんだっけ。日アサは今関係ないじゃんか」
「折り返し地点に到達したことでもあるし、そろそろテコ入れしていかないと、ただただソードアート・オンラインの話が続いていくことになるわ。せっかくだし、ここらへんで誰か『変身』でもしてみない？丁度、私とリズとシリカという女性プレイヤーが揃っているのだもの。プリ〇ュアになるなら良い人選だと思わない？」
「そ〜だな。そうなるとすりゃまず妖精でも出してみっか。そんで、敵の幹部とか出しといて、アインクラッドがピンチだから変身しろって流れにすりゃ、一年ぐらいは持つだろう。そして追加戦士は・・・あ〜だめだ。もう女性プレイヤーいねぇから無理だわ」
「大丈夫よギンさん！二次創作お得意のご都合主義の設定盛り込めば、マザーズロザリオからユウキを呼ぶことだって可能よ！」
「あ〜だめだめ。ユウキさんは本家でピンク担当しているから。主役経験しているから。仲間ってならともかく、流石に主役でダブるのはまずいだろ」
「それならプリ〇ュアではなくラ〇ダーに変身させれば良いんじゃない？」
「お、それは名案だわ！確かにユウキさんは某何とかギアでかなり熱演しているし、丁度良いんじゃねーの？上手く行けば、このままパチスロ業界に進出して４期や５期まで引っ張ることができる」
「お前らどんだけ引っ張るつもりしているんだァァァ!!いい加減プリ〇ュアとラ〇ダーの話題から外れろォォォォ!!!!」
「甘いよキリトくん。そこでそのツッコミをしてしまえばこれ以上話題を大きくすることができなくなるし、銀魂らしさが薄れてしまうよ」
「な、あんた誰だ!?どっから湧いてでてきた!?」
「君たちのおかげで出番を激減されている万事屋銀ちゃんツッコミ担当の志村新八です」
「同じく！お前らのおかげで出番を激減されている万事屋銀ちゃんお色気担当の神楽ネ！」
「新八さんに続いて神楽ちゃんまで？ここはソードアート・オンラインの世界だからあなた方が出てきたらまずいんじゃないの？」
「黙れヨ！お色気担当は私一人で十分ネ！大体お前外も中も綺麗すぎアル！ヒロインならゲロの一回や二回やって当たり前ヨ！銀魂でるならそれぐらいの覚悟必要アル！」
「仕方ないじゃない。私が清潔さを失ってしまえば誰もこの作品見なくなっちゃうし、そもそもゲームの世界だから嘔吐は基本不可能よ」
「そんな覚悟で銀魂に出たアルか？ブハハハハッ！え、何？自分だけ清純キャラ突き通そうとしているノ？そこまで大きなお友達を喜ばせたいアルか？そのために全国の劇場の大きなスクリーンで乳まで出したアルか!?」
「だァァァァッ!!神楽ちゃんとアスナさんもこんな狭い所で戦いはじめるんじゃねェェェェッ!!!!状況説明できないんだから勝手な事するんじゃねェェェェェェッ!!!!」
「良く見ておけキリト、これが銀魂の本家大本、新八によるツッコミだ。だけど今のツッコミは１００店満点中３０点だな。ただ当たり前の事をツッコミをしているだけでそこから発生することができる新たなボケに移行することができない。最低なツッコミだな」
「だけど、声量だけなら断トツで１００点満点だ。俺ももう少し見習わないとな」
「あんたらは何勝手に人を採点しているんだァァァァァッ!!なんか恥ずかしくてこれ以上ツッコミできねぇじゃないかァァァァァッ!!」
「とりあえず、息抜きはこれぐらいにして次のページから本編を再開させてもらうよ。いよいよ物語も折り返し地点、ヒースクリフの変わりにまさかのギンさんとの一騎打ち。目が離せない展開になってきたな」
「いくらガキ相手だからって、俺は一切容赦しねぇ。ここで負けたら『銀魂』の威厳がなくなっちまう」
「それは俺も同じさ。『ソードアート・オンライン』の看板を背負っている以上、あんたに負ける気は一切無い」
「さっきのは冗談だったけど、ここからクライマックスに向かって原作とは少し違う展開や新たなキャラクターの登場、色々な出来事が起こるわ！」
「基本的に最初から最後まで流れは同じだけど、ちょっとでも面白いって思えてくれたら嬉しいアル！」
「『銀魂』と！」
「『ソードアート・オンライン』のクロスオーバー！」
作品名：銀魂 −アインクラッド篇− 作家名：a-o-w