銀魂 −アインクラッド篇−
-この、別次元空間移動装置、通称『ナーヴギア』は本来この大江戸には存在せず、天人の時空間移動試験の時に流されてきた物であり、使用者は精神のみ別次元へと転移されるという非常に危険な物とのことです-
「ねぇ神楽ちゃん」
「何アルカ?新八」
「このテレビに出てる奴、なんか見たことなくね?」
「あ、銀ちゃん買ってきた全自動ストレートパーマ機にそっくりアル」
「ねぇ神楽ちゃん。なんか銀さん失神してね?」
「きっと念願のストレートパーマになってあまりの嬉しさに失神したネ」
-ん〜そうですね。どういう経緯で闇ルートに流されたのかはわからないですけど、とにかく研究者の話によると、どうやらそれ、一度使うともう二度とこちらの世界に帰ってこれないみたいですね。取り敢えず皆さん。それ、使わないでください。二度と現実世界に帰れなくなるかもしれないですよ?-
-…はい。ありがとうございました。繰り返し報道いたします。この写真とそっくりな形状をしたヘルメット型別次元空間移動装置を見つけた方、もしくはそれを所有している方は絶対に機動させないでください!-
「ねぇねぇ神楽ちゃん…」
「何アルカ?新八」
「銀さんのこれ…全自動ストレートパーマ機じゃなくて…
ナーヴギアじゃね?」
作品名:銀魂 −アインクラッド篇− 作家名:a-o-w