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銀魂 −アインクラッド篇−

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・・・

『ソードアート・オンライン』
・第七十五層 コリニア コロシアム


「はぁッ!?・・・おい、やべーよ。なんで・・」
「嘘だろ・・ッ!・・・」

キリトの最後の一撃。
それを止めた人物がいた。


2人の間に割って入ってきた人物。

「困るじゃないか・・・まさか、私の偽物が勝手に決闘―デュエル―をするとはね」

2人の目の前には今の銀時と同じく、通常の血盟騎士団が白地に赤の模様なのに対し、それが逆になった赤地のサーコートを羽織り、鎧の類は最低限、左手に持った巨大な純白の十字盾が見る物の目を引く。

いや―――この人物こそが本家大本。
血盟騎士団、団長。聖騎士ヒースクリフ本人である。

(何故だ?団長は睡眠薬・極の効果であと2時間は絶対に起きないはずなのに・・・っ!)

キリトはその場で尻もちを着いていた。
気が付けば、決着は着いていた。
最後のあの一撃―――銀時へと放った一撃は、結局当らなかった。
いや、その間にヒースクリフが突如現れ、キリトに一太刀、銀時に自身の巨大な盾で攻撃。どうやらあの巨大な盾にも攻撃判定があると見た。
しかし、一番驚いたのは彼の『出現方法』だ。

攻撃を与える瞬間、まるでそこにいたかのように突如、現れたのだ。
どう表現すれば良いだろうか。時間をほんのわずか盗まれた、と言うべきか。
何十分の一秒、身体を含む全てがピタリと停止したような気がした。
自分たちの描いていた軌道の剣が、コマ送りの映像のように瞬間的に明後日の方角へ移動し、気が付いた時にはヒースクリフの一撃を貰っていた。

視界の端で、デュエル終了を告げるシステムメッセージが紫色に輝くのが見える。
戦闘モードが切れ、耳に渦巻く歓声が届いてきても、銀時とキリトは茫然としていた。

「キリト君!ギンさん!」

観客席から駆け寄ってきたアスナの手で2人は起こされる。
「あ、あぁ・・・大丈夫だ」
「すまねぇな、嬢ちゃん」
アスナが、呆けたような2人の顔を心配そうに覗きこんできた。

「どのような理由であれ、私の勝利だ。キリトくん、約束は果たしてもらうよ・・・・それと、ギン・・・と言ったかい?君には私に与えた睡眠薬、及び、私の名前を偽ってこの場に立った理由を問わなければいけないね。―――覚悟しておくと良い」

勝利者の表情は、とても険しかった。
金属質の両眼を細めて俺達を一瞥すると、真紅の聖騎士は嵐のような歓声のなかをゆっくりと控室に消えて行った―――。






・・・To Be Continued