二次創作小説やBL小説が読める!投稿できる!二次小説投稿コミュニティ!

オリジナル小説 https://novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
二次創作小説投稿サイト「2.novelist.jp」
霧ヶ崎 伽耶
霧ヶ崎 伽耶
novelistID. 50356
新規ユーザー登録
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン

 

作品詳細に戻る

 

タイトル未定④

INDEX|2ページ/2ページ|

前のページ
 

子供と大人合わせて8人がまとめて泊まれるような大部屋だった。
「広いね、この部屋何人ようなの?」
私は隣にいたアリサにたずねた。
「大人が5,6人で泊まっても大丈夫な部屋らしいわよ。」
もともと私はアリサと話がよく合い、会うたびにかなりの時間まで話をすことが多いのだ。




私とアルフ、フェイトにアリサとすずか、それからなのはを含めた6人で温泉めぐりをした。
露天風呂に始まり岩盤浴、サウナまで選り取りみどりの中から私とアルフは、少し奥まった温泉に浸かっていた。
温泉に使ってからどれくらいの時間がたっただろう。
「ところでさ、あんたってさ、結構魔力高いのに使い魔とかいないじゃん、使い魔とか作ろうとは思わないのかい?
使い魔からすると、主人の助けができるからいいもんだよ。」
そういうとアルフは肩まで浸かりなおした。
(使い魔かぁ。欲しくはあるが、うちで今も飼ってる猫のミミぐらいだがあいつは私に全然なついてないから難しいし・・・。
そういえば昔よく行った森に中の良い子がいたし、“彼女”に少し頼んでみるか。)
それからアルフと他愛のない雑談しながらゆっくりお風呂に浸かった。










私とアルフがお風呂から上がると、部屋にもどった。
「あ、アルフとリレアはやっぱり一緒だったんだ。」
そう言いながらフェイトは私とアルフに牛乳を渡してくれた。
「ありがと、フェイトたちは一緒だったの?」
「うん、そうだよ。最近忙しくてあんまり声聞けてなかったから。」
私もアルフと久々に長く話せた。

私は夕食の後少し夜道を歩いた。
(流石に気を抜きすぎるのはよくないが・・・。)
私は背後に人の気配を感じ振り返った。
「お邪魔しちゃったかな?」
「・・・・すずかちゃん。ど・・・どうしたの?みんなとゲームしてたんじゃ?」
そう言いながら一緒に星を眺めた。
「そうだったのだけど、リレアちゃんが外行くのが見えたから。最近まったく話せてなくて、少しお話したくて。」
「そっかぁ~。少し星が見たくなったから。この時期空気が澄んでるし星見やすいんだって、なのはが言ってたから少し気になって。」
そう言いながら私は星の説明を始めた。



数十分かして私とすずかは部屋に戻った。
皆が眠りについたあと私は部屋を抜け外へ出た。
(エスト、少し気張っとこうか。)
少し集中していると背後から声が聞こえた。
「リレア、寝てなかったんだ。」
そう言いながら、フェイトが私の横に立った。
「フェイトはまだ寝ないの?」
私のその問いにフェイトは微笑みながら首を横に振った。
「ちょっとだけ寝付けなかっただけだよ。そう言うリレアは寝ないの?」
「ちょっとだけいつもの訓練でもしようかなって思って。」
そう言いながら私はペンダント状態になっていたエストノートを取り出して、デバイス状態にした。
「ちょっと私も練習に参加していい?」
そう言いながらフェイトもバルディッシュを取り出した。

気がつけば、日付が変わるぎりぎりまで私たちは接近戦の訓練をしていた。

作品名:タイトル未定④ 作家名:霧ヶ崎 伽耶