a-o-wのボツ作品集
ただ、気まずい時間だけが流れていく。
僕は耐え切れず、何の話題もないのに、思わず彼女に話しかけてしまった。
「その…え……えっと…あの…」
「あっ…はい!…な、なんでしょうか?」
「ぼ、僕もここで雨宿りしますっ!!!!」
「…え?」
お互い、ぎこちない態度で気まずい空間。
それが、僕たちの初めての出逢いであり、会話だった…。
「とある化学の幻想世界 −とある魔術の禁書目録 外伝−」
○オリジナル登場人物の設定
「春日 夏也」−ハルヒ ナツヤ−
16歳、高校一年生 「レベル3」
○能力名:複写投影(コピートレース)
特徴
・身長、体重とも同年代の日本人とほぼ平均サイズ。
・演算能力も同年代の中では平均的。何かに特化した身体能力はないが、逆にいうと苦手な分野も無い。
・優一の特徴は母親がハーフの為、外人の遺伝子を1/4受け継いだ「クォーター」であること。しかし演算能力になにか障害があるわけではない。顔立ちはほぼ日本人寄りだが、髪の色が茶髪であること。
しかし本人は酷くコンプレックスである。髪型は多少は気にしているらしく、軽く整髪料を使っている。
・奏多曰く、「なかなかの顔立ち」…女装をさせたら見分けがつかなり程らしい。
・自称…「平均的草食系男子」…平均的というのは、全てにおいて平均の数値であること、草食系男子はそのままの通り…とのことである。
○喋らなければ、不良…「スキルアウト」と間違わられる程らしい…が、実際は優男で、困っている人を無視できないタイプである。また、「僕」や「○○君」もしくは「○○さん」…などと、見た目とギャップがありすぎるらしい。ただ、駄目な事は駄目…と、当たり前なことに対して注意することができる、まっすぐな性格である。
「秋月 冬華」−アキツキ フユカ−
15歳、中学三年生 「レベル4」
○能力名:幻影使い(ファントムマインド)
空間中に実体のない「幻」を作り出すことができる。…のではなく、実際には目を合わせた相手の眼球上に「第2の虚像」を無理やり作り、脳を混乱させる能力である。
なので、第3者には全く効果がない…という弱点がある。
特徴
・腰ぐらいまである長い黒髪が特徴、顔立ちもなかなか良く、夏也曰く「まさにお嬢様」
・実は自分にあまり自身がなく、自分のことを「常盤台の落ちこぼれ」だと思っている。
・おまけに成績は常盤台の中ではあまり良くないらしい。…あくまで常盤台の中だけ。
・能力は他人には滅多に使うことはない、あくまで自己防衛程度である。
・目標は、なんと下級生の「御坂 美琴」…ちなみに会ったこと、話したことは一度もない。
・…裏設定だが、15歳にしてはなかなかスタイルが良い。
○見た目はお嬢様、しかし御坂…とまではいかないが、なかなか活気があり、塀を乗り越える等、見た目の割には身体能力が高い。社交的…かと思いきや、じつは夏也と同じ、自分から突っ込んでいけないタイプ。少し年の離れた兄が存在する…なにやらスキルアウトと何らかの繋がりがあるらしい。
作品名:a-o-wのボツ作品集 作家名:a-o-w