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無未河 大智/TTjr
無未河 大智/TTjr
novelistID. 26082
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D.C.IIISS ~ダ・カーポIIISS~

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だったら話す理由はない。お前が俺の事黙っててくれてる限りはな』と、返してやる。
「……ありがとうございます」
 小声で何か言った気がするがよく聞こえなかった。
「何か言ったか?」
 とりあえず聞き返してみるが。
「なんでもないです」
 なかったことにされた。よくわからん。





 その後全く関係ない話をした後、俺達は食堂を後にした。
「……あの」
 俺の部屋へと戻る道中の事だ。不意に、カレンが俺の服の裾を引っ張り、呼び掛けてきた。
「なんだ?」
 俺は立ち止まって話を聞いた。
「えっと、私もあの魔導書、もう少し読み込んでみたいんです。なので、もう少しの間だけ、お邪魔させてもらってもいいでしょうか」
 ………………。
 流石に、勉強したいといっている少女の頼みを無下に出来るわけがない。俺はそんな感情と、そしてもう一つ別の何かに突き動かされ……。
「ああ、いつでも来い。ダメな奴以外はいくらでも見せてやるよ」
思わずそう答えていた。カレンは一瞬意外そうな顔をし、すぐに笑顔になった。
「ありがとうございます!」
 こうして、俺達の奇妙な関係はスタートした。……思えば、このとき既に彼女に惚れていたのだと思う。理解したのはまだ先だけど。