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【相棒】(二次小説) 深淵の月・嘘つきピエロ

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まえがき




大河内とだけでなく、本来主役である特命係と怜との立ち位置について記しておこうと思い、このお話を書きました。

当初は「深淵の月」に特命係を出すつもりが全くなかったのです。実は。

なので大河内としか怜との関係性を煮詰めていなかったのですが、そもそものエピソードゼロ的な長編(大河内と出会う12歳の時の話)を書き進める内に考えていたものと内容が変化していきました。しかもなぜか大河内よりも特命係・杉下右京の方に比重がかかる始末。深く関わらなければならないのは相変わらず大河内なのですが、彼はどうあっても湊を忘れられない。その事が私自身のあまりにもなネックとなっています。創作とプロットそのものが止まっている状態です。

実験的に2011年当時pixivでいろいろ書いて方向性を模索していました。その名残りのような作品です。

時間軸として怜が二十歳で警視庁に大河内を訪れたのが2009年10月。そうです神戸君が特命係にSとして配属された矢先です。だから神戸君は杉下右京だけでなく旧知の仲である大河内にも嘘をついていました。それを「自らの特異能力」で「わかってしまう」怜がざっくり釘をさしたという事です。彼女は大河内がとにかく大切なので。

けれど神戸君の本質もちゃんとわかっているし怜は「桐生院という家」の問題で物心ついた時から警察と内閣、特に公安と密接に関わって生きてきたので公安のえげつないやり方はよくわかっている。神戸君もどっぷり公安につかって警察人生を歩んできた人です。それでも彼女は神戸君の本当の姿がわかる、わかってしまうので。

元に戻ってくれと。その想いをこめてこんなキツい事を言ったのです。


特命係に残った後の神戸君と怜・仁は良好な関係です。お祭り企画では神戸君とより楽しく関わったり仁と怜そろって右京さんに傾倒して神戸君をやきもきさせたりしています。執筆途中ですがそれもいつかきちんと形にして発表したいと思っています。

ちょっと小生意気?かもしれない二十歳の小娘・怜が神戸君に物申す。そんなお話です。


2014. 06. 20.

イディ拝