【相棒】(二次小説) 深淵の月・兄貴の条件
まえがき
前作「嘘つきピエロ」をpixivで公開した時、「一話で書いてあった伊丹さんとの絡みも見たい」とコメント欄にてリクエストをいただき、書き下ろしたのがこのお話です。ちょっと個人的に書いた事のないやり方、書き方で完成させました。なんだか不思議な気分だったのをよく覚えています。「書けちゃうんだ」と。(笑)
そしてこのお話のラストで初めて、「オカルトアクションです」とカミングアウトしました。当時の読者様にどんな風に受け止められたのかはわかりませんでした。「焦がれる」の方で何度か書いたのですがこれを書き上げた直後から予定外に長い「通信断絶」状態に入りました。七ヶ月も。ひゃー。
せいぜい二週間程度だと踏んでいたのですが本当に困りました。しかしシーズンtenを全く見ないまま放送期間を終えたのは結果的には良かったのです。ベタベタに仲良しな特命係の在庫を量産出来ましたから(笑)
この「深淵の月」も在庫が出来ました。やはりtenをリアルタイムに見ていたら決して出来なかっただろうと思います。怒りに駆られて。執筆そのものが止まっていたとはっきり言えます。
なのでその七ヶ月後、結局pixivも退会してしまった私は発表の場を求めてFC2に定住したわけです。明らかにpixivとFC2の読者様の客層が違う(笑)ので深淵の月はどうなんだろう、と未だに思います。需要は一般の方々には無いのではと。
相変わらず模索の続くシリーズですがひとつの小さな転機のきっかけにはなった作品です。伊丹さんは二次創作でも本編でも総じて男前です。うちの怜が理想の兄貴として慕うのは仕方がないとどうか許してやって下さい。
2014. 06. 20.
イディ拝
作品名:【相棒】(二次小説) 深淵の月・兄貴の条件 作家名:イディ