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【相棒】(二次小説) 深淵の月・らせん

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まえがき



これは昨年2013年のお盆に、短期間限定としてFC2に発表していた二本の内の一本です。この「らせん」ともう一本、「わたしの人形はよい人形」という作品でした。

この二本を共々にここnovelist.jpにて発表しようと思っています。「らせん」は少なくとも全体公開にしようと決めていました。

今となってはもう伝説の域にまで到達してしまった小野田公顕。元警察庁公安部長だった小野田官房長と日本政府の厄介者、「桐生院」という一族の次期当主であった五歳の桐生院怜。その関わり、確執を描いた物語でした。

この小野田公顕との関わりがあったため、怜は真性の公安嫌いです。だから神戸君に出会い頭あんなにきつい事を言ってのけたわけです。家族を背負わなければならない怜は二十歳になる前に殆ど全ての道行きを決めています。現・相棒である嵯峨崎仁との別れも出会った時から想定しています。その一端が小野田の台詞から垣間見えます。

というかあの質問をしれっとやってのける辺りが小野田公顕でした。彼の不在は相棒本編にどうしようもない影をもたらしています。


それはさておき、この「深淵の月」でも小野田公顕は大きな役割を担っているようです。杉下右京が否応もなくひきずりこまれていくのかどうなのか、柘榴の登場により私にも不明になりました。出来れば前作のあとがきに書いたような「無残な最後」にはしたくないのですが…その「深淵の月after」で「Border」との合作まで浮かんでしまう辺り「ダメかも…」と少々諦め気味です。

とりあえず時間軸などの詳細を2011年書き上げた当時のあとがきそのまま巻末に掲載します。お時間ある方はあとがきまでお読みいただければ幸いです。