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【流れ星をとらえし者】



空に星が満ち、
天から溢れ、
地上に零れ落ちた。

汝は流れ星をとらえ、
心と引き換えに、
輝きを焔に変える術を得た。

焔は身の内を焦がし、
心は己に留まらないだろう。

心なき男よ、
指先より火を生み出す者よ、
その胸に星を宿し続ける限り、



―――お前の心臓は私のものだ。



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某アニメ映画の魔女の言葉よりインスパイア。
これがあってこそのこのタイトルで、わりとずっと最後までお話の冒頭に置いてありました。
が、テーマがだいぶ変わってしまって意味をなさないポエムになってしまってカット。
ロイの孤独さと業の深さ、それ故にロイにとっての一点の光であるエドワードの存在の尊さとか…そんなお話の予定でした。
ラストに「あんたの心臓はオレのもんだ！」って兄さんに言わせるためにはもう全く別の話になってしまいましたとさ。。。
でも我ながらとても気に入っている一節です。
他に披露する場もないのでこちらにてｗ