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無未河 大智/TTjr
無未河 大智/TTjr
novelistID. 26082
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鎧武外伝 仮面ライダー神武

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「そうか、済まないな。」
「いやいや。」
 そして知記は、武神鎧武に関する知っていることを話した。
「…つまり、武神鎧武の持っていた戦極ドライバーは、知記さんのドライバーを怪人がコピーしたものだったと。」
「そんで、それを使って変身したから、神武と同じ姿になったというわけか。」
「ああ。」
 知記は深く頷いた。
「てことは、あの武神鎧武が偽物ってことか。」
「そういうことだな。」
「そんで、なんでメロンやブドウのロックシードを持ってるんだ?」
「それは、ロックシードを全部持っているからだ。状況に応じて使い分けるのが大事だだからな。」
「なるほど。」
「あっ、そういえば紘太さん、バイトの面接があるのでは?」
 言われた紘太はすぐに時計を覗く。
「あっ、やべっ!悪い、じゃあミッチ、知記、またな!」
 紘太は荷物を持ってガレージを飛び出した。
 残ったのは、光実と知記二人だ。
「しかし、兄さんから知記さんがユグドラシルを脱走したと聞いた時はびっくりしましたよ。まさか、戦極ドライバーがまだもう一本あったなんて。」
「…その口ぶりだと、もう一本を誰が持っているか知ってると言っているようなものだぞ。」
「…紘太さんに貸したことのあるあのスイカのロックシード、あれ、兄さんの戦極ドライバーの入っていたトランクから盗ったものなんです。」
 知記は黙って言葉を待つ。
「でも本当は、返すつもりだったんです。」
「だけど返すタイミングを逃したんだろう?そんなこと、たまにあるさ。それが、その時だったんだろう。」
 落ち込む光実に、知記は優しく諭した。
「ただ、ビートライダーズホットラインはユグドラシルも見ているだろう。現に、シドが接触して来たと言っていただろう。…交渉の仕方に問題はあるが、スイカがビートライダーズの手の内にあるというのは、貴虎の耳に入っているだろう。」
 それはある意味、的を射ていた。
「…それで、どうする。」
 そして、クリスマスゲームが考案される事となる。