あらしのよるに の つづき
<もしもの参>
(メイが「あらしのよるに」と叫ぶところまで共通)それを、聞いたガブは、
「『明石の寄席に』だと? 『明石の寄席に』と言ったのか?」
と言いました。
「言ってない。『あらしのよるに』って、いったの!」
「えっ? 『からしの寄せ煮』?」
「違う! 『あらしのよるに』!」
「ああ! 『原氏の②』か」
「意味分かんねーよ。『あらしのよるに』って、言ってんだろ!」
「なんだ。『童の春に』か」
「ちーがーうー。『あーらーしーのーよーるーにー』、『あらしのよるに』」
「『荒勢の寄りに』? 確かに、あいつの、右四つからのがぶり寄りは激しかったからなぁ」
「ちーがーうーって、言ってるでしょ!」
「あーもー、面倒臭せぇ、喰っちまえ」
(以下、残酷な表現なので省略)
作品名:あらしのよるに の つづき 作家名:でんでろ3