卒業旅行
馬村自身もすずめの愛液と先走りでべっとりと濡れている。
『そろそろ…いいか』
『…ぁ、なに…』
独り言のように呟くと、すずめの太ももを足を閉じるようにピッタリとくっつけた。
閉じた足の間に、勃起した性器を入れ、すずめの股の突起を擦るように動かす。
『あっ…また、ソコ…あぁん』
グチュグチュと音をたて互いのいいところを擦り続けると、とっくに余裕のなくなった馬村の腰の動きが速くなった。
『…っ、はぁ…くっ』
汗がすずめのお腹に落ち、すずめのお尻に、腰をパンパンと激しく打ち付ける。
『あぁっ…も…また、イッちゃう…っ』
『…っ、俺も…っ』
『あぁ…っん!』
二人で身体を震わせると、馬村はすずめの上に脱力したようにのし掛かる。
荒い息を吐きながら、すずめを抱き締めた。
『ごめん…ちょっとやり過ぎた』
『馬村…』
すずめは申し訳なさそうに言う馬村が可愛く思えて、おでこをくっつけた。
『馬村…キスして』
すずめから言われたことのない言葉に、一瞬驚いた顔を見せるが、すぐに嬉しそうに深く口づける。
『また…しようね』
結局、寝不足で早く起きることが出来なかった二人は、市場には行けず、あと2日ある滞在期間のほとんどを部屋で過ごした。
Fin