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ぐらにる  牡蠣

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 段々、腹立たしくなってきたので力付くで振り解いて亭主の上に馬乗りになる。
「焦らしプレーはイヤだって言ってるだろーがっっ。てめぇー、仕舞にはツッコむぞっっ。」
「できるものなら、やってみたまえ。姫は、いつも途中で諦めるだろ? ほら、きみの尻は私が欲しくて蠢いていないか? ここに欲しいんじゃないのか? 我が姫よ。」
 ぎゅうぎゅうと尻を揉まれると、確かに反応する。なんせ、ここんところ、この亭主としかやってないので、反応は早い。するりと割れ目辺りを擦られると脱力する。
「ねだってみたまえ? 『茹で上げて食べてください。』だ。」
「バカ、変態っっ。・・・食べるなら早くしろ。」
 視線を合わせてチュッとバードキスをすると、腹筋だけでグラハムは起き上がった。そして、姫の手を恭しく取上げて、「仰せのままに、我が姫。」 と、抱っこして風呂場に連行される。あとは、夫夫の楽しい営みタイムだ。
作品名:ぐらにる  牡蠣 作家名:篠義