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機動戦士ガンダムRS 第十二話 モビルスーツ解説Ⅱ

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名称 ゲイツ
型式番号 GAT-600
全高 20.24m
重量 80.20t
装甲材質 超鋼スチール合金
武装
MMI-GAU2ピクウス 76mm近接防御機関砲×2
MA-M21G ビームライフル
MA-MV03 2連装ビームクロー
エクステンショナル・アレスターEEQ7R×2
搭乗者
シホ・ハーネンフース
アイザック・マウ
叢雲劾
地球軍兵士

機体解説
ジンの後継主力機として開発された機体である。
大西洋連邦が開発したGAT-Xシリーズの技術が導入されておりジンでは、大型の特殊オプションだったビーム兵器を大幅に小型化した上で標準装備している。
総合性能においてもジンやシグーそして当時のユーラシア連邦軍主力MSデュエルダガーを凌駕する。
基本設計の優秀さからNJC(ニュートロンジャマーキャンセラー)搭載型核駆動MSの開発母体ともなり実際にフリーダムガンダムのアグレッサー機にもなった。
従来大西洋連邦のMS開発は、複数の設計局が各々割り当てられた機種ごとに担当していたが本機はMMI(マイウス・ミリタリー・インダストリー)社をリーダーカンパニーとし主だった他の設計局をまとめた統合設計局により開発されている。
元々ゲイツの基本設計は、比較的早期に完了していたがGAT-Xシリーズからの技術導入が決定したことで急遽設計案の修正を迫られ従来案との擦り合わせに更なる期間を要した。
結局本格的に配備されたのは、大戦も末期のボアズ攻防戦前後のことであった。
正式配備に先駆けて少数が生産され実戦データ収集を兼ねて指揮官やエース級のパイロットに与えられた。

武装解説
MMI-GAU2ピクウス 76mm近接防御機関砲
頭部に2基内蔵される近接防御機関砲である。
大西洋連邦の汎用量産機としては、初の固定火器である。

MA-M21G ビームライフル
マティウス・アーセナリー社製の制式ビームライフルでMA-M20の量産発展型である。
大西洋連邦の量産機としては、初めて機体側からの電力供給方式を採用している(内蔵電源型ではジンのバルルス改が初)。
出力などの基本性能は、GAT-Xシリーズのライフルとほぼ同等である。

MA-MV03 2連装ビームクロー
対ビームシールド先端に内蔵された接近戦用武装である。
その名の通り爪状に湾曲した2本のビーム刃を出力し装備を持ち替えることなく迅速に格闘戦へと移行できる。
その設計思想は、ドレッドノートガンダムやプロヴィデンスガンダムの複合兵装防盾システムへと受け継がれた。
GAT-Xシリーズが開発される以前の案では、純粋な盾として設計されていた。
なおこれと似た事例として後期生産型で口吻部にビームサーベルが追加されたバクゥが挙げられる。

エクステンショナル・アレスターEEQ7R
両腰部に設置されるビーム砲内蔵型ロケットアンカーである。
ブリッツガンダムのグレイプニールから着想を得た装備でエクステンショナル(延長する)アレスター(捕縛)の名の如くアンカーを敵機へ射出・捕捉後ゼロ距離射撃による確実な撃破を目的とした装備である。
砲の射程距離は極めて短く実際の用法は、刺突用のビームスパイクに近い。
コロニー軍の新型量産機がPS(フェイズシフト)装甲を採用していることを想定して追加装備された。
その特異性から近接戦闘で敵の意表を突くには有効だがケーブル長の限界による射程制限や使用タイミングの見極めの困難さなどからパイロットの不評を買い戦後改修型であるゲイツRでは、より扱いが容易なレールガンへと変更された。

名称 ハイペリオンガンダム
形式番号 GAT-X113
全高 16.90m
重量 54.70t
装甲材質 トランスフェイズ装甲
武装
ビームナイフ「ロムテクニカRBWタイプ7001」×4+1
ビームキャノン「フォルファントリー」×2
RFW-99 ビームサブマシンガン「ザスタバ・スティグマト」
モノフェーズ光波防御シールド「アルミューレ・リュミエール」×7
搭乗者
カナード・パルス(1号機)
バルサム・アーレンド(2号機)

機体解説
ユーラシア連邦が自国製MS開発計画「X」計画に基づきアクタイオン・インダストリー社と共同開発した機体である。
「X」計画は、同じ連合所属国家で初めてMSの独自開発に成功した大西洋連邦への対抗手段として発動され対コロニー連邦共和国戦後の地球連合内での発言力を維持するべく行われた国家プロジェクトであった。
カラミティガンダム、フォビドゥンガンダムやレイダーガンダムと平行で開発された(一説には、先行開発された)機体である。
本機は、ユーラシア連邦の得意技術である光波防御帯シールド「アルミューレ・リュミエール (A.L.)」(フランス語で「装甲した光」の意)を搭載しこれを用いた独自の戦術思想に基づく運用が可能である。
A.L.は、通常エネルギー消費を抑え腕部の発生器のみを使用しているが完全展開時に各部の発生器が展開し機体全体を覆う事によって360度全方位の攻撃に対し鉄壁の守りを誇っている。
光波シールドは、出入り双方向の攻撃を遮断するものであり防御と同時に攻撃を行うことは出来なかったが本機のシールドは外部からの攻撃を遮断しつつ自機による内部からの攻撃を通すモノフェーズ(単位相指向型)光波シールドに改良されており正に攻防一体を可能としている。
但し使用には、多大な電力を必要とし完全展開時の連続稼動時間は僅か5分となっている。
トランスフェイズ装甲を採用しているにも関わらずその他の武装は、本体バッテリーの大半をA.L.のパワー供給に回さねばならない関係上火器自体にエネルギー源を持たせたパワーセル方式を採用している。
その後地球連合は、アルミューレ・リュミエールをまかなえる高出力バッテリーの量産に失敗したためハイペリオンシリーズは試作機2機を以って生産終了となってしまった。
しかしこの技術は、のちにストライクフリーダムガンダムなどの高性能機に採用されるなど実験機としての意味は極めて大きかった。

武装解説
RFW-99 ビームサブマシンガン「ザスタバ・スティグマト」
ユーラシア連邦東側地区(旧ユーゴスラビア / セルビア)にあるザスタバ (Zastava) 社製のビームサブマシンガンである。
発砲には、1発分のエネルギーを充填した薬莢型パワーセルを多数内蔵した専用マガジンを使用する。
機構自体は、ほぼ通常のサブマシンガンそのものでマニュアル操作でセミオート / フルオート射撃の切り替えが可能である。
使用済みのセルは、右側面の排莢口から順次排出される。
またサイトセンサー〜バレル間に着脱式のビームナイフを装備できる。
格闘は、もちろん柄ごと射出し敵の意表を突く隠し武器としても使われる。
スティグマト (Stigmate) は、フランス語で「聖痕」の意味である。

ビームナイフ「ロムテクニカRBWタイプ7001」
ユーラシア連邦東側地区(旧ルーマニア)にあるロムテクニカ社製のビームナイフである。
エネルギー節約の理由から出力は、抑えられ通常のビームサーベルよりも刃渡りが短い。