機動戦士ガンダムRS 第十二話 モビルスーツ解説Ⅱ
またそのエネルギーも柄に設置された小型バッテリーから賄われる為機体稼働時間に影響を及ぼす事は、無い。
両腕・両脚に1基ずつスティグマトのフレームに1基の合計5基を装備する。
ビームキャノン「フォルファントリー」
本機の武装で最大級の威力を持つウイングバインダー先端部のビーム兵器である。
パワーセルの供給が続く限り連射が可能である。
フォルファントリーとは、フランス語で「空威張、乱暴」を意味する。
モノフェーズ光波防御シールド「アルミューレ・リュミエール」
両腕に1基ずつウイングバインダーに5基の発生装置を内蔵する。
発生装置を変形させる事で攻撃用のビームランスとしても使用可能である。
この状態では、同じ光波シールドの防御フィールドを突破する事も可能となる。
またこの技術は、後に他勢力にも流出したことで改良型や発展型が製作された。
大西洋連邦のMS供与と引き換えにユーラシア連邦からの技術の譲渡が行われザムザザー等連合製の大型機動兵器に搭載された陽電子リフレクターが開発されている。
この改良型は、後の新型MSであるデスティニーガンダム等やストライクフリーダムガンダム等に搭載されたビームシールドの原型となっている。
作品名:機動戦士ガンダムRS 第十二話 モビルスーツ解説Ⅱ 作家名:久世秀一