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トランキライザー すずめside

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高校を卒業して、
馬村は4年制大学に、
私は2年制の専門学校に
それぞれ進学した。

学校はお互いすごく近い。

はずなのに、
カリキュラムの違いで
なかなか会えない日が続いている。

しかも馬村がレンタルCDショップで
バイトを始めた。


一度カメちゃんや猿丸くん、
ゆゆかちゃん達と
そのCDショップに遊びに行った。

「わ!馬村が接客してる。」

「できんの?
いらっしゃいませとか
言えんの?」

「ウゼエのが来た…」

馬村は心底嫌そうな顔をした。

「なんだよ、売上に
貢献してやってんのにさ。」

「うるせえ、早く帰れ。」

「この店員さん、感じ悪いですー!」

とうとう馬村は無視を始めた。

カメちゃん達
面白がりすぎ。

クックックッと笑っていると、
ゆゆかちゃんが、

「あの女、馬村くんに
気があるわね。」

「えっどの人?」

「レジにいる背の高い…」


うーん、そうかなぁ?

普通に接しているように見える…

「キャーキャー言う感じじゃ
なくない?」

「バカね、アンタ。
そんな女は馬村くん、
見向きもしないの
わかってるから、
興味ないフリしてんのよ。
そっちのがよっぽど危険よ!」

「えええっ」

「学校もバイトも違って
会う時間がないって言ってるうちに
横からさらわれていかないようにね。」

「ゆっゆゆかちゃぁん…」

そうなの?

馬村も会わないと
他の人好きになったりするのかな?

…………


よぉし!
会う時間作る!