世に転生あるがままに
「寂しくないわけねえだろ!俺だってお前が消えるなんて聞いたときは、は?と思ったが、友人がそんな嘘は言わねえだろって思った瞬間、夜もねむれなくてよ。。」
「なんだよ。そうだったんか。以外と嬉しいな。w」
「以外ってなんだよwんまあ、お前といて楽しかったぜ。お前が消えても忘れない。友情は消えねえんだよ。だろ?」
「……もちろんだよ!ありがとう!さよなら。それじゃあな。あと、僕はもう目を開けれないからこっちへ来て欲しい。ハイタッチ!いつものな。」
「俺とのわかれはいつもハイタッチなんだな。まぁいい。また会おうな。じゃあな。」
『パチンっ』ハイタッチした音が廊下じゅうに響いた。音が消えると共に僕も。…
雄二。僕はお前と過ごした日々を忘れないよ。君が忘れないといっても、これは神様の仕業なんだよ。君じゃ叶いっこない。忘れるだろう。でもね、傷つかないよ僕は。
だって、あんなに高校生活を楽しくさせてくれたのは君なんだよ。お礼をしてもしきれないよ、でもいまは、この一言だけ言わせて。
『本当にありがとう』
作品名:世に転生あるがままに 作家名:Ashima