友達以上恋人未満
「はぁぁぁぁ。」
机に突っ伏して
猿丸は大きくため息をついた。
「なんだ、お前、
具合わりーの?」
馬村が猿丸に声をかける。
「元はと言えば、
お前らがカップルに
なるからだかんなーっ!」
馬村と犬飼を指差し、
猿丸は半泣きで吠えた。
「は?何言ってんの?」
馬村は全くわけが
わかってなかったが、
犬飼は
「亀吉と何かあった?」
とズバリ聞いてきた。
「う…」
「告白したぁ?」
「亀吉に??」
「っていうか、お前が
亀吉好きとか、
初めて知ったけど。」
馬村が至極もっともなことを言う。
「元々仲はいいけどね…」
昨日亀吉にイキオイで告白して、
見事玉砕したことを、
馬村と犬飼に報告したら、
すげえ驚かれた。
そりゃそうだろう、
オレだって、亀吉好きって
気づいたのが昨日だったんだ。
「オレも昨日知った…」
「は?なんだそれ。」
「友達と思ってたけど、
アイツが告られて、
他の男のもんになるとか
嫌だと思っちゃったんだよ!」
「鈍いな…」
「馬村に言われたくねぇ…」
「気づいてその日に振られるとか
スピード失恋だな。」
「くそっ自分はうまくいってるからって
エラソーだぞ!」
「別に…」
馬村は真っ赤になった。
「亀吉とはその後どうなの?」
犬飼が心配して尋ねる。
「フン。今日1日くらいは
オレのことで頭いっぱい
じゃねえの?」
「要するに避けられてるんだな?」
「うるせえ!」
そうなんだ、どういう顔をしていいか
わかんねえのはこっちだってのに、
朝普通にしようと声をかけたら
亀吉に逃げられた。
「もっもう、友達にも
戻れねえのかな?」
猿丸は馬村にすがりついて
泣きそうな顔をした。
「わっきもっ!」
馬村は後ずさりをする。
「まぁ、それは
猿丸次第じゃない?」
馬村、ヒデエ!!
うっやっぱり犬飼は
いいヤツだぁぁ。
机に突っ伏して
猿丸は大きくため息をついた。
「なんだ、お前、
具合わりーの?」
馬村が猿丸に声をかける。
「元はと言えば、
お前らがカップルに
なるからだかんなーっ!」
馬村と犬飼を指差し、
猿丸は半泣きで吠えた。
「は?何言ってんの?」
馬村は全くわけが
わかってなかったが、
犬飼は
「亀吉と何かあった?」
とズバリ聞いてきた。
「う…」
「告白したぁ?」
「亀吉に??」
「っていうか、お前が
亀吉好きとか、
初めて知ったけど。」
馬村が至極もっともなことを言う。
「元々仲はいいけどね…」
昨日亀吉にイキオイで告白して、
見事玉砕したことを、
馬村と犬飼に報告したら、
すげえ驚かれた。
そりゃそうだろう、
オレだって、亀吉好きって
気づいたのが昨日だったんだ。
「オレも昨日知った…」
「は?なんだそれ。」
「友達と思ってたけど、
アイツが告られて、
他の男のもんになるとか
嫌だと思っちゃったんだよ!」
「鈍いな…」
「馬村に言われたくねぇ…」
「気づいてその日に振られるとか
スピード失恋だな。」
「くそっ自分はうまくいってるからって
エラソーだぞ!」
「別に…」
馬村は真っ赤になった。
「亀吉とはその後どうなの?」
犬飼が心配して尋ねる。
「フン。今日1日くらいは
オレのことで頭いっぱい
じゃねえの?」
「要するに避けられてるんだな?」
「うるせえ!」
そうなんだ、どういう顔をしていいか
わかんねえのはこっちだってのに、
朝普通にしようと声をかけたら
亀吉に逃げられた。
「もっもう、友達にも
戻れねえのかな?」
猿丸は馬村にすがりついて
泣きそうな顔をした。
「わっきもっ!」
馬村は後ずさりをする。
「まぁ、それは
猿丸次第じゃない?」
馬村、ヒデエ!!
うっやっぱり犬飼は
いいヤツだぁぁ。