機動戦士ガンダムRSD 第2話 戦いを呼ぶもの
基地は、3機のガンダムの強襲で至る所で火の手が上がっていた。
合体ガンダムは、ガンダムサイガー改に接近してくると大型ビームナギナタで切りかかってきた。
「機体が大型だな」
サオトメは、その機体の大きさに驚き隙を作ってしまった。
合体ガンダムは、その隙を逃さず大型ビームナギナタを縦に切りかかってきた。
サオトメは、紙一重で回避したが合体ガンダムは機を逃さず大型ビームナギナタを振り上げ切りかかった。
その攻撃も後退して回避しすると反撃に60mmバルカン砲を撃った。
しかし特殊装甲のせいか効果がなかった。
それどころかビームライフルで3発連続で反撃された。
サオトメは、全てを回避した。
※
ユーピテルツヴァイのパイロットは、合体ガンダムの性能の高さに目線を外すことができなかった。
※
スティング少尉もソードインパルスガンダム援護のため高エネルギービームライフルをガンダムサイガーに撃ったが反撃に腰部ビーム砲を撃たれた。
スティング少尉は、その攻撃を回避した。
「あれもガンダムサイガーか?
どういうことだ?
ガンダムサイガーは、白いはずじゃないのか?
アウル」
スティング少尉は、アウル少尉に援護を求めた。
※
ステラ少尉は、ガイアガンダムをモビルアーマー形態に変形させユーピテルツヴァイに接近した。
するとユーピテルツヴァイは、両手にビームサーベルを持つと接近してきた。
「何?」
ステラ少尉は、ガイアガンダムをジャンプさせ回避するとビーム突撃砲を撃ったがシールドで防がれた。
ユーピテルツヴァイは、バズーカを撃ってきた。
ステラ少尉は、ガイアガンダムをモビルスーツ形態に変形させ機動防盾で防いだ。
しかし爆風で吹き飛ばされた。
「こいつ」
ステラ少尉は、何とかガイアガンダムの体勢を正せると着地させた。
※
その時ガンダムサイガー改にリーンフォースJr.から通信が入った。
「サオトメ、それはサイジョウ元帥専用機だぞ。
解ってるんだろうな。
それは、我が軍の切り札なんだぞ」
相手は、リーンフォースJr.の副艦長のミハイル・ケラーネ大佐が横槍を入れてきた。
「解ってます。
この機体には、傷一つつけません。
でもどうしてこんなことになったんだ?」
サオトメは、現在の事態の経緯の説明を求めた。
※
ガイアガンダムがビームサーベルを構えてユーピテルツヴァイに接近してきた。
そして次々に斬撃を繰り出したが当たらなかったが4撃目の斬撃をつばぜり合いで防いだ。
※
「それにしてもこんなに簡単に敵の強襲を許すとは」
サオトメは、旧日本海軍が真珠湾攻撃時に太平洋艦隊の司令長官に就いていたハズバンド・キンメル大将の気分になっていた。
※
「今は、そんなしゃべってる場合じゃないだろ。
演習じゃないんだぞ。
気を引き締めろ」
リーンホースJr.の艦長のマーカー・ハング少将は、立ち上がるとミハイル副艦長を黙らせた。
「ガンダムの航続距離は、未知数でもここまで母艦なしで来るのは不可能だ。
必ず近くに母艦がいる。
そちらは?」
マーカー艦長は、艦長席に座ると司令室に通信を入れた。
※
グリーン・ノア1にミラージュコロイドで姿を消したガーティー・ルーとミネルバが接近していた。
モビルスーツ隊長のネオ・ロアノーク大佐が腕時計で時刻を確認した。
※
司令室では、すでに索敵が行われていた。
「マーカー等にも言われなくても解っている。
余計な口を出すなと言ってやれ」
その時部下が血相を欠いてやってきた。
「報告します。
サオトメ大佐よりドッグ出口の警戒を厳にせよとのことです」
「どういうことだ?」
司令官たちは、サオトメが何を言っているのか分からなかった。
「敵は、我々の出撃を止めるべく時間稼ぎにドッグの出口をふさぐもようです」
それを聞くと司令官たちは、戦慄した。
この報告がなければ自分たちは、敵の策にはまっていたからだ。
「マン・マシーン発進。
ドッグ出口を警戒しろ」
司令官は、素直にサオトメの言われたとおりに命令を出した。
※
サオトメの指摘通りグリーン・ノア1の港口には、3機のダークダガーLが接近していた。
※
ガーティー・ルーのブリッジでは、ネオ大佐の腕時計のカウントダウンが0:00になった。
「よし行こう。
慎ましくな」
ネオ大佐がブリッジクルーの皆に命令を出した。
「ゴットフリート1番2番起動」
オペレーターの1人が武装起動を発した。
「ミサイル発射管、1番から8番、コリントス装填」
別のオペレーターがミサイルの起動命令を出した。
「イザワ機、ハラダ機、タキガワ機、カタパルトへ」
別のオペレーターがダガーLを誘導した。
「主砲照準、左舷前方マゼラン級。
発射と同時にミラージュコロイドを解除。
機関最大。
さてようやくちょっとは面白くなるぞ、諸君」
ネオ大佐は、愉しそうに言った。
「ゴットフリート、撃て」
ガーティー・ルーの艦長であるイワン・リー少佐の命令でゴットフリートが発射された。
※
ゴットフリートは、見事マゼランに命中した。
※
直撃を受けたマゼランの乗員は、一体何が起きたか分からずその命が虚無の宇宙に散った。
※
僚艦のサラミスの乗員は、一体何が起きたのかわからずただ呆然としていた。
※
ガーティー・ルーとミネルバは、ミラージュコロイドを解除を解除するとゴットフリートとコリントスを発射した。
※
司令室は、軽いパニックになっていた。
「第299遊撃艦隊旗艦マゼランが撃沈」
オペレーターは、切羽詰まった声で報告した。
「2番サラミスにミサイル接近。
数18」
別のオペレーターが艦隊の状況を報告した。
「不明艦捕捉。
数2、オレンジ25、マーク8ブラボー、距離2300」
オペレーターが敵の数と位置を報告した。
「そんな位置に」
将校たちの驚きは、計り知れなかった。
「ミラージュコロイドというやつか?」
ヤキン・ドゥーエ戦役後にコロニー軍が初めて知った可視光線や赤外線を含む電磁波を遮断する特殊なコロイド状の特殊粒子である。
「地球軍なのか?」
現在ミラージュコロイドの技術力は、地球軍の方が上である。
そのため真っ先に地球軍が疑われた。
「熱紋ライブラリ照合。
該当艦なし」
オペレーターが不明艦をライブラリー照合して艦種を特定しようとしたが該当艦は、なかった。
「迎撃。
艦を出せ。
マン・マシーンもだ」
とはいえ目の前の者は、明らかに自分たちに敵意を持っている。
そのため自衛のため迎撃命令を出した。
※
サラミス級に無数のミサイルが命中した。
「サラミス級接近、距離1900」
オペレーターがネオ大佐に報告した。
「モビルスーツ発進後回頭20、主砲照準インディゴ、サラミス級。
あちらの砲に当たるなよ」
合体ガンダムは、ガンダムサイガー改に接近してくると大型ビームナギナタで切りかかってきた。
「機体が大型だな」
サオトメは、その機体の大きさに驚き隙を作ってしまった。
合体ガンダムは、その隙を逃さず大型ビームナギナタを縦に切りかかってきた。
サオトメは、紙一重で回避したが合体ガンダムは機を逃さず大型ビームナギナタを振り上げ切りかかった。
その攻撃も後退して回避しすると反撃に60mmバルカン砲を撃った。
しかし特殊装甲のせいか効果がなかった。
それどころかビームライフルで3発連続で反撃された。
サオトメは、全てを回避した。
※
ユーピテルツヴァイのパイロットは、合体ガンダムの性能の高さに目線を外すことができなかった。
※
スティング少尉もソードインパルスガンダム援護のため高エネルギービームライフルをガンダムサイガーに撃ったが反撃に腰部ビーム砲を撃たれた。
スティング少尉は、その攻撃を回避した。
「あれもガンダムサイガーか?
どういうことだ?
ガンダムサイガーは、白いはずじゃないのか?
アウル」
スティング少尉は、アウル少尉に援護を求めた。
※
ステラ少尉は、ガイアガンダムをモビルアーマー形態に変形させユーピテルツヴァイに接近した。
するとユーピテルツヴァイは、両手にビームサーベルを持つと接近してきた。
「何?」
ステラ少尉は、ガイアガンダムをジャンプさせ回避するとビーム突撃砲を撃ったがシールドで防がれた。
ユーピテルツヴァイは、バズーカを撃ってきた。
ステラ少尉は、ガイアガンダムをモビルスーツ形態に変形させ機動防盾で防いだ。
しかし爆風で吹き飛ばされた。
「こいつ」
ステラ少尉は、何とかガイアガンダムの体勢を正せると着地させた。
※
その時ガンダムサイガー改にリーンフォースJr.から通信が入った。
「サオトメ、それはサイジョウ元帥専用機だぞ。
解ってるんだろうな。
それは、我が軍の切り札なんだぞ」
相手は、リーンフォースJr.の副艦長のミハイル・ケラーネ大佐が横槍を入れてきた。
「解ってます。
この機体には、傷一つつけません。
でもどうしてこんなことになったんだ?」
サオトメは、現在の事態の経緯の説明を求めた。
※
ガイアガンダムがビームサーベルを構えてユーピテルツヴァイに接近してきた。
そして次々に斬撃を繰り出したが当たらなかったが4撃目の斬撃をつばぜり合いで防いだ。
※
「それにしてもこんなに簡単に敵の強襲を許すとは」
サオトメは、旧日本海軍が真珠湾攻撃時に太平洋艦隊の司令長官に就いていたハズバンド・キンメル大将の気分になっていた。
※
「今は、そんなしゃべってる場合じゃないだろ。
演習じゃないんだぞ。
気を引き締めろ」
リーンホースJr.の艦長のマーカー・ハング少将は、立ち上がるとミハイル副艦長を黙らせた。
「ガンダムの航続距離は、未知数でもここまで母艦なしで来るのは不可能だ。
必ず近くに母艦がいる。
そちらは?」
マーカー艦長は、艦長席に座ると司令室に通信を入れた。
※
グリーン・ノア1にミラージュコロイドで姿を消したガーティー・ルーとミネルバが接近していた。
モビルスーツ隊長のネオ・ロアノーク大佐が腕時計で時刻を確認した。
※
司令室では、すでに索敵が行われていた。
「マーカー等にも言われなくても解っている。
余計な口を出すなと言ってやれ」
その時部下が血相を欠いてやってきた。
「報告します。
サオトメ大佐よりドッグ出口の警戒を厳にせよとのことです」
「どういうことだ?」
司令官たちは、サオトメが何を言っているのか分からなかった。
「敵は、我々の出撃を止めるべく時間稼ぎにドッグの出口をふさぐもようです」
それを聞くと司令官たちは、戦慄した。
この報告がなければ自分たちは、敵の策にはまっていたからだ。
「マン・マシーン発進。
ドッグ出口を警戒しろ」
司令官は、素直にサオトメの言われたとおりに命令を出した。
※
サオトメの指摘通りグリーン・ノア1の港口には、3機のダークダガーLが接近していた。
※
ガーティー・ルーのブリッジでは、ネオ大佐の腕時計のカウントダウンが0:00になった。
「よし行こう。
慎ましくな」
ネオ大佐がブリッジクルーの皆に命令を出した。
「ゴットフリート1番2番起動」
オペレーターの1人が武装起動を発した。
「ミサイル発射管、1番から8番、コリントス装填」
別のオペレーターがミサイルの起動命令を出した。
「イザワ機、ハラダ機、タキガワ機、カタパルトへ」
別のオペレーターがダガーLを誘導した。
「主砲照準、左舷前方マゼラン級。
発射と同時にミラージュコロイドを解除。
機関最大。
さてようやくちょっとは面白くなるぞ、諸君」
ネオ大佐は、愉しそうに言った。
「ゴットフリート、撃て」
ガーティー・ルーの艦長であるイワン・リー少佐の命令でゴットフリートが発射された。
※
ゴットフリートは、見事マゼランに命中した。
※
直撃を受けたマゼランの乗員は、一体何が起きたか分からずその命が虚無の宇宙に散った。
※
僚艦のサラミスの乗員は、一体何が起きたのかわからずただ呆然としていた。
※
ガーティー・ルーとミネルバは、ミラージュコロイドを解除を解除するとゴットフリートとコリントスを発射した。
※
司令室は、軽いパニックになっていた。
「第299遊撃艦隊旗艦マゼランが撃沈」
オペレーターは、切羽詰まった声で報告した。
「2番サラミスにミサイル接近。
数18」
別のオペレーターが艦隊の状況を報告した。
「不明艦捕捉。
数2、オレンジ25、マーク8ブラボー、距離2300」
オペレーターが敵の数と位置を報告した。
「そんな位置に」
将校たちの驚きは、計り知れなかった。
「ミラージュコロイドというやつか?」
ヤキン・ドゥーエ戦役後にコロニー軍が初めて知った可視光線や赤外線を含む電磁波を遮断する特殊なコロイド状の特殊粒子である。
「地球軍なのか?」
現在ミラージュコロイドの技術力は、地球軍の方が上である。
そのため真っ先に地球軍が疑われた。
「熱紋ライブラリ照合。
該当艦なし」
オペレーターが不明艦をライブラリー照合して艦種を特定しようとしたが該当艦は、なかった。
「迎撃。
艦を出せ。
マン・マシーンもだ」
とはいえ目の前の者は、明らかに自分たちに敵意を持っている。
そのため自衛のため迎撃命令を出した。
※
サラミス級に無数のミサイルが命中した。
「サラミス級接近、距離1900」
オペレーターがネオ大佐に報告した。
「モビルスーツ発進後回頭20、主砲照準インディゴ、サラミス級。
あちらの砲に当たるなよ」
作品名:機動戦士ガンダムRSD 第2話 戦いを呼ぶもの 作家名:久世秀一