銀時×土方
『多串くーん』
ある日の昼過ぎ
真選組屯所内に銀時の声が響き渡った
『多串くんてばー』
大好きな多串くんを探して屯所の廊下を歩き回る
「…?銀時…?」
『多串くーん』
呼ばれた声と同時に襖が開く
『あ 多串くんみーつけた』
多串くんが返事をする間も無く銀時は抱きく
「ちょっ…てめ銀時。勝手に屯所内うろつくなっていつも言ってんだろーが」
怒り口調だがしっかり銀時を抱き止めていた
『だって多串くん全然会いに来てくれないんだもん。だから俺から出向いてやったのー』
「だからってな……はぁ。今日は俺しか居なかったから良しとするが近藤さんやら総悟やらが居たらどうすんだよお前」
『そーいえば今日誰も居ないね。屯所の留守が一人って良い訳?つか多串くんはさ なんで沖田くん達が居たらダメなの?』
「……起きたら誰も居なかったんだよ…」
何故か頬を染めながら目を反らして答えた
『ふーん。…って俺の話ちゃんと聞いてる?』
「……」
『ちょ 無視? 何で沖田くん達が居たらダメなのかって聞いてるの』
硬く閉じていた口をようやく動かす
「そりゃお前……」
『何だよ?』
「周りに人が居ると…その……色々遠慮しちまうんだよ…」
『色々…ねぇ。…その色々って何?』
意地悪な笑顔で多串くんを見つめる
「てめっ!わざと聞いてるだろ!!」
『何がー?銀さんわからないから聞いてるんですー』
「くそ…ッ///だからその色々ってのはだな……キ…キスとか…」
『とか?』
「セッ………セック……/////」
湯が沸くんじゃないかと思うくらい赤面する多串くん
『セック?なにそれ』
「だから…!!!セック……s……」
『はいよく言えました』
多串くんが頑張ると銀時はいつも見せる愛おしい笑顔になった
「ッ/////」
『そっかぁ。多串くんいつも遠慮してたんだ?』
「わっ…悪いかよ…」
『いんや全然?――でもさぁ多串くん。あれで遠慮してるつもりだったの?』
「な…//////それどういう意『ふーん…あれで遠慮してたんだ。』」
多串くんが言い切る前に銀時が言葉で遮る
多串くんの秘密を知った喜びなのかニヤッと笑う
だけど今度の笑い方は…
ドS顔だった
『じゃあ……さ』
ドサ―――――
「ぎんと…き?えっ…何で俺押し倒されてんの…?」
動揺する多串くんの言葉はもちろん無視
『今屯所には俺とお前2人きり。ってことはー…』
「ん……っ…」
多串くんに優しくキスをする
『いつもより乱れた多串くんを見ることができる。――…って事だよね?』
「あ!?いや…それは…!!てゆかいい加減多串って呼ぶのやめ……!?」
またしても言い切らせない銀時
今度は人差し指を多串くんの口に当て言葉を遮った
『今日は誰かに遠慮する必要はないんだぜ?だから本気で乱れてみろよ……土方』
「ぎん…っ//////!!」
この日甘く淫らな声が屯所内に響いた
銀時は土方と愛し合いながら心の中で呟く
(沖田くんに感謝しなきゃな)
その理由を知るには昨日にさかのぼる――――
ある日の昼過ぎ
真選組屯所内に銀時の声が響き渡った
『多串くんてばー』
大好きな多串くんを探して屯所の廊下を歩き回る
「…?銀時…?」
『多串くーん』
呼ばれた声と同時に襖が開く
『あ 多串くんみーつけた』
多串くんが返事をする間も無く銀時は抱きく
「ちょっ…てめ銀時。勝手に屯所内うろつくなっていつも言ってんだろーが」
怒り口調だがしっかり銀時を抱き止めていた
『だって多串くん全然会いに来てくれないんだもん。だから俺から出向いてやったのー』
「だからってな……はぁ。今日は俺しか居なかったから良しとするが近藤さんやら総悟やらが居たらどうすんだよお前」
『そーいえば今日誰も居ないね。屯所の留守が一人って良い訳?つか多串くんはさ なんで沖田くん達が居たらダメなの?』
「……起きたら誰も居なかったんだよ…」
何故か頬を染めながら目を反らして答えた
『ふーん。…って俺の話ちゃんと聞いてる?』
「……」
『ちょ 無視? 何で沖田くん達が居たらダメなのかって聞いてるの』
硬く閉じていた口をようやく動かす
「そりゃお前……」
『何だよ?』
「周りに人が居ると…その……色々遠慮しちまうんだよ…」
『色々…ねぇ。…その色々って何?』
意地悪な笑顔で多串くんを見つめる
「てめっ!わざと聞いてるだろ!!」
『何がー?銀さんわからないから聞いてるんですー』
「くそ…ッ///だからその色々ってのはだな……キ…キスとか…」
『とか?』
「セッ………セック……/////」
湯が沸くんじゃないかと思うくらい赤面する多串くん
『セック?なにそれ』
「だから…!!!セック……s……」
『はいよく言えました』
多串くんが頑張ると銀時はいつも見せる愛おしい笑顔になった
「ッ/////」
『そっかぁ。多串くんいつも遠慮してたんだ?』
「わっ…悪いかよ…」
『いんや全然?――でもさぁ多串くん。あれで遠慮してるつもりだったの?』
「な…//////それどういう意『ふーん…あれで遠慮してたんだ。』」
多串くんが言い切る前に銀時が言葉で遮る
多串くんの秘密を知った喜びなのかニヤッと笑う
だけど今度の笑い方は…
ドS顔だった
『じゃあ……さ』
ドサ―――――
「ぎんと…き?えっ…何で俺押し倒されてんの…?」
動揺する多串くんの言葉はもちろん無視
『今屯所には俺とお前2人きり。ってことはー…』
「ん……っ…」
多串くんに優しくキスをする
『いつもより乱れた多串くんを見ることができる。――…って事だよね?』
「あ!?いや…それは…!!てゆかいい加減多串って呼ぶのやめ……!?」
またしても言い切らせない銀時
今度は人差し指を多串くんの口に当て言葉を遮った
『今日は誰かに遠慮する必要はないんだぜ?だから本気で乱れてみろよ……土方』
「ぎん…っ//////!!」
この日甘く淫らな声が屯所内に響いた
銀時は土方と愛し合いながら心の中で呟く
(沖田くんに感謝しなきゃな)
その理由を知るには昨日にさかのぼる――――