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高杉×銀時←桂 パート2

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「……き」


「…ん……き」



(誰か…俺を呼んでる…?)


「銀時。起きんか銀時」


「ん……?」


「いつまで寝てるつもりだ貴様は」


「ヅラぁ…?」


「ヅラじゃない桂だ。今何時だと思っている」


「るせぇなぁ……二日酔いなんだよ…もう少し寝かせろ」


「自業自得だ…いい加減起きろ」


「たく…わかったよ」




怠そうに起きる銀時
昨晩は相当飲んだのであろう…


「つーかさ 勝手に入ってくるなっていつも言ってるだろ?」


「声をかけても応答なし。鍵もかかってない。ならば入るであろう」


「あぁそうですか……それは悪うございました。んで今日は何しに来たんだよ」






「今日はだな…季節限定新商品の飴を持ってきた」


「飴ぇ?まじでか!!気きくじゃねぇかヅラぁ~。二日酔いにはやっぱり甘いもんだよなぁ」


「お前はいつでも糖分摂取してるだろ…」


「二日酔いの時は特別なんですー。でもお前よく新商品もってくるよな?この間はんまい棒でその前は…」




話しながら次々に飴を食べていく銀時を見て呆れたように笑う桂

だけどその笑顔は少し悲しげで―――――



「ん?つーかヅラも食えよ。お前が持ってきてくれたんだからさ」


「あぁ では一つもらうとするか」



そい言い飴を口にする




「そーいえばさ。近くに新しい甘味屋できたのしってるか?」


「あそこであろう?知っているぞ。まだ行ってないがな」


「まじか。俺もなんだよねー」


「珍しいな。お前ならいち早く行きそうだぞ。だったら今から行くか?銀時」


「最近忙しかったんだよ。…そうだな!じゃあ今から―――」


トントン ガラガラガラ――――

ペタッペタッペタ





銀時が言いきる前に万事屋のドアが開いた

おまけに変な足音まで聞こえてきて…





「ん?誰か帰ってきたのか?」


ドアの方を見ているとその人物(?)が顔をのぞかせた


プニュ


黄色い口

パッチリとした目

真っ白な体



「なんだお前のペットか」


「ペットじゃないエリザベスだ!!エリザベス?どうしてココに来た」



するとエリザベスはいつものように看板を出し始めた


【桂さん そろそろ時間が…】


「え…あ…そうか。だがもう少し…」


「なんだヅラ。忙しいのか?うちに来るから暇なのかと思ってたぜ」


「いやそれほど忙しいって訳じゃ…ていうか桂だ」







【桂さん】


「…わかった。今行く……銀時悪いが甘味屋はまた次の機会にしてもいいか?」


「あぁ良いぜ 仕事頑張れよ。まぁあまり派手に動いてアイツ等に捕まったりするなよ?あと飴ありがとうな」


「わかっている。飴のことは気にするな。ではまた来る」


部屋を出ようとする桂に銀時はもう一度声をかける


「なぁヅラ…!!!」


「? なんだ?」


「あの…さ 今高杉がどうしてるか知ってるか?」


ズキン―――――

((あぁ…またこの痛みか…))


「高杉か…しばらく京に居たらしいが最近ここら辺で見かけたと仲間が言っていた」


「そっか…!ありがとな」


「たいしたことはない。…銀時お前まだ高……ッいや……では失礼する」


「?」


途中で言うのを止め今度こそ桂とエリザベスは万事屋を後にした