庄ちゃんのゲリラ攻撃
「ふー。あれ、伊助?起きてたの?
おかえり、庄左ヱ門。
「ただいまー。
……。
「…?伊助、何かあった?
なんでもないよ。
…ぼく以外の一年は組全員に『好き』って言ったことにヤキモチ妬いてるなんて言えるわけないだろ。
今日ずいぶん忙しかったみたいで大変だったね。
「うーん、確かに昼ご飯の時はちょっと大変だったけど、それ以外は普段とあまり変わらないかな。
あれが普段の庄ちゃんの仕事…?
やっぱり一年は組の学級委員長は庄左ヱ門以外には務まらないな…。
「明日は朝練するから、伊助、早く寝た方がいいよ。
わかったよ。
…、どうしたの?
「着替えるから、見られてると恥ずかしいよ…。
うわわわ!ごめんね、そんなつもりはないから!気にしないで着替えていいよ!
「ふふっ。伊助ってば変なのー。
変って…、他に言うことないの…?
「えっ?
しまった!つい本音が……。
「そっか。伊助…、
ごくり…
ついにぼくの番……!
「おやすみ、また明日ね!
ガクーン!!
結局そのまま話すこともなく、寝てしまいました。庄左ヱ門が。
というわけで、二郭伊助による忍たまライフ紹介が終わったわけですが…想定外な精神的ダメージを受けたので疲れました。
こんなぼくですが、どうぞこれからもよろしくお願いします。
…てれびでも出番ください、できれば庄ちゃんと一緒に出たいです。
おしまい?
作品名:庄ちゃんのゲリラ攻撃 作家名:KeI