男達の本気
ついにこの時が来てしまった。
目の前には抜刀した高杉。
俺はというと…
壁際まで追い込まれていた。
高「なあ、銀時。お前に言いたいことがある」
銀「…っ」
高「なんだ、大人しいな…。観念したってとこか?」
一歩。また一歩と確実に俺に近づいてくる。
銀「来るな…」
高「ずいぶんな事言うじゃねぇか…。だが、もう逃げ場はねぇぜ?」
くそ…っ!
どうする…?どうする!
あと一歩近づかれたら完全に間合いに入る…
どうしたら…!!!!!
焦る鼓動がやけにうるさく聞こえる。
もう…だめか…っ
高「銀時……」
思わずぎゅっと目を瞑ったその時……
カチャ…。
何かの金属音がした。
?「そこまでじゃ。それ以上動くようならおまんとて容赦しないぜよ」
同時に高杉の気配が止まった。
目を開けるとそこには高杉の後頭部に銃を突き付け殺気を漲らせている男が居た。
辰「大丈夫か、”銀時”」
銀「辰…馬?」
?「俺も居るぞ」
声のした方へ振り向くと桂がこちらへ向かって歩いてくる。
桂「まったく…。坂本、お前はどうしていつもそう先走るのだ」
辰「銀時の危機じゃ。ゆっくりなんぞしてられないきに」
新手の登場にしびれを切らした高杉が苛立ちながら口を開く
高「てめぇら揃いも揃って…。俺の邪魔をするんじゃねぇ」
辰「おっと。動くんじゃなか。状況が分からないほど馬鹿やないじゃろ、高杉」
桂「観念するんだな」
高「ちっ………うるせぇ…分かったよ」
刀をおさめる高杉を見届けた二人も武器を仕舞う。
銀「えー…と…。とりあえず、ありがとう…?」
すると急に笑顔になった二人が銀時にペタぺタと触りながら質問攻めにする
辰「金時ぃ!大丈夫じゃったか?怪我してないがか?」
ペタペタペタ…
桂「お前は隙がありすぎるからな、もう少し気を付けろ。ところでこの馬鹿に何もされてないか?」
ペタペタペタ…
辰「ヅラの言う通りじゃよ金時、おんしの身に何かあったらわしは…わしは…!」
ペタペタペタペタペタペタ……
桂「やはり銀時には俺のような者が必要だな」
ペタペタペタペタペタペタ……
銀「おい、お前ら触りすぎ…っ」
しかし二人の行動はどんどんエスカレートしていく。
そしてそれに伴って高杉の怒りも強くなっていく…。
辰「銀時!」
桂「銀時!」
銀「はいぃ!?」
辰・桂「おまんに(お前に)話があるんじゃ(だ)」
銀時の手をとりながら真剣な眼差しで見てくる二人。
や、ばい……やばいぞこの流れは…!
銀「ちょ…お前ら、とりあえず離…っ!?」
銀時しか見ていない二人は後ろの人物の怒りに気が付かなかった。
先ほどから黙っていた高杉の怒りが頂点を超えていることに………
そして…
目の前には抜刀した高杉。
俺はというと…
壁際まで追い込まれていた。
高「なあ、銀時。お前に言いたいことがある」
銀「…っ」
高「なんだ、大人しいな…。観念したってとこか?」
一歩。また一歩と確実に俺に近づいてくる。
銀「来るな…」
高「ずいぶんな事言うじゃねぇか…。だが、もう逃げ場はねぇぜ?」
くそ…っ!
どうする…?どうする!
あと一歩近づかれたら完全に間合いに入る…
どうしたら…!!!!!
焦る鼓動がやけにうるさく聞こえる。
もう…だめか…っ
高「銀時……」
思わずぎゅっと目を瞑ったその時……
カチャ…。
何かの金属音がした。
?「そこまでじゃ。それ以上動くようならおまんとて容赦しないぜよ」
同時に高杉の気配が止まった。
目を開けるとそこには高杉の後頭部に銃を突き付け殺気を漲らせている男が居た。
辰「大丈夫か、”銀時”」
銀「辰…馬?」
?「俺も居るぞ」
声のした方へ振り向くと桂がこちらへ向かって歩いてくる。
桂「まったく…。坂本、お前はどうしていつもそう先走るのだ」
辰「銀時の危機じゃ。ゆっくりなんぞしてられないきに」
新手の登場にしびれを切らした高杉が苛立ちながら口を開く
高「てめぇら揃いも揃って…。俺の邪魔をするんじゃねぇ」
辰「おっと。動くんじゃなか。状況が分からないほど馬鹿やないじゃろ、高杉」
桂「観念するんだな」
高「ちっ………うるせぇ…分かったよ」
刀をおさめる高杉を見届けた二人も武器を仕舞う。
銀「えー…と…。とりあえず、ありがとう…?」
すると急に笑顔になった二人が銀時にペタぺタと触りながら質問攻めにする
辰「金時ぃ!大丈夫じゃったか?怪我してないがか?」
ペタペタペタ…
桂「お前は隙がありすぎるからな、もう少し気を付けろ。ところでこの馬鹿に何もされてないか?」
ペタペタペタ…
辰「ヅラの言う通りじゃよ金時、おんしの身に何かあったらわしは…わしは…!」
ペタペタペタペタペタペタ……
桂「やはり銀時には俺のような者が必要だな」
ペタペタペタペタペタペタ……
銀「おい、お前ら触りすぎ…っ」
しかし二人の行動はどんどんエスカレートしていく。
そしてそれに伴って高杉の怒りも強くなっていく…。
辰「銀時!」
桂「銀時!」
銀「はいぃ!?」
辰・桂「おまんに(お前に)話があるんじゃ(だ)」
銀時の手をとりながら真剣な眼差しで見てくる二人。
や、ばい……やばいぞこの流れは…!
銀「ちょ…お前ら、とりあえず離…っ!?」
銀時しか見ていない二人は後ろの人物の怒りに気が付かなかった。
先ほどから黙っていた高杉の怒りが頂点を超えていることに………
そして…