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はやとちり

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穏やかな日常が続いていたある日、銀時の部屋に高杉が来ていた。



高「ほら、横になれって」


銀「あー…うん」


高「さっさとしろよ」


銀「あのさ…あまり痛くすんなよ…?」


高「それはお前の体次第だろ」



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辰「…なんじゃ?隣の部屋が騒がしいの。…高杉が来たんか?なんぞ楽しいことでもするんかのー。わしも混ぜてほしいぜよ…」


隣の部屋に通じる襖に近づき声をかけようとしたが…会話内容を聞いて固まる


――――――――――
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銀「う…。確かにお前にされるのは気持ちいいんだけどさ…最初痛いんだよ…」


高「俺がしてやってるんだから気持ちいいのは当たり前だろ」


銀「お前ってドSだよな」


高「うるせぇな。やらねえのか?やるのか?どっちなんだよ」


銀「…してください」


高「ならとっとと横になれ」


銀「はーい…」


高「んじゃ、始めんぞ」


銀「…んっ」


高「…っ、何だこりゃ…お前、あれから全然一人でしてねぇだろ。俺が教えてやったのに…」


銀「した、よ…、けど、うまくいかなくて…。やっぱり、高杉にやってもらうのが一番気持ちいいから…、…ぅあ…っ」


高「だからってこんなになるまで放っておくか普通…。全然入らねぇ」


銀「高杉…、痛い…っ」


高「力抜けって…」


銀「は……あ…っ」



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―――――


な…何じゃ…!?
あいつら…こんな真昼間から何を…!!!!!

こ、これは…止めるべきか…!?
あいつらいつの間にそういう関係に…!?


というか、何でわしは息をひそめて聞き入ってるんじゃ!?
これは聞いちゃいかんじゃろ!
プ、プライベートじゃぞ…!?


聞いちゃいかんと…分かっちょるのに…体が…動かん…!



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高「ん…、そう、そうやってちゃんと呼吸してろ。時期にほぐれる」


銀「わかってるんだけ、ど…っ、やっぱり、い…た…い…っ」


高「もう少しだから我慢しろ……ほら、少しほぐれてきただろ」


銀「あ……本当だ…、お前の手の感触が…分かる…」


高「ったく、だから自分でもやれって言ったんだよ。ここまで固まるとほぐすの大変なんだからな…」


銀「ごめん…。お前もきついよな…」


高「いや俺はいいけどよ…こうやって俺の手でほぐれていく感じ、結構好きなんだぜ?」


銀「…変態」


高「あ?…そう言う事言う奴は…」


銀「…ぅああ!?…ちょ、ま、て…!そこ、は…やばい…!!」


高「てめえの口が悪いから仕置きだ」


銀「悪かったって…!」


高「わかりゃ良いんだよ。でもココ、だいぶ良くなったろ?」


銀「うん、さっきよりずっと楽」


高「だろ?ココもいい感じじゃねえか?」


銀「あ…っ、それすっごい気持ちいい…。あー…すっげぇ…」


高「よし…そろそろ入れるか」


銀「う…折角気持ちよくなってたのに…もう入れるの?入るまでが痛くて…」


高「じゃ今日はここまでにしておくか?俺はそれでもいいが」


銀「いや…痛いのは嫌だけど…このまま終わるのも何か嫌だ…。だから、入れて…?」


高「…銀時。お前ドMだよな」


銀「うっせえ」



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い…入れる…!?
何を…!?
ナニを…!?


何故銀時はあんなに気持ちよさそうな声を出してるんじゃ…!?


……何故わしのコレはこんなになってるんじゃ…!!!
隣の声を聴いてこんなになるなんぞ変態かわしは…!!!




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作品名:はやとちり 作家名:棗-なつめ-