プロポーズ
おじさんが結婚した。
電撃的だった。
「すずめが嫁に行くまでは結婚しない」
とか言っちゃうほど、
姪煩悩?なおじさんだけど、
カフェに来た、すこしポッチャリした
柔らかい雰囲気のお客さんに
一目惚れしたらしい。
そのお客さん、一葉(かずは)さんは、
スイーツ好きらしくて、
おじさんのケーキが目当てで
いつの間にか常連さんになって。
名前が諭吉と一葉で、
お札つながりですね、ってことで
盛り上がったらしい。
そこでいきなりプロポーズ。
いや、無理でしょ、と思ったら、
一葉さん、「はい。」と返事したんだとか。
どっかのドラマみたい。
まだ2人は一緒に住んでいないけど、
たぶんウチ(ていうかおじさん家)で
住むことになると思うので、
長い間居候してたけど、
わたしはいよいよお邪魔虫かも。
「一人暮らししなきゃなぁ…」
結婚式も急だったので、
馬村は里帰りしてて来れなかった。
おじさんの結婚式は結構古風で、
重い重い引き出物に、
赤飯が入っていた。
あ、ここの赤飯、美味しいやつだ。
『結婚式終わった。今から行っていい?』
馬村にメールすると、
『俺も帰ってる。いつでもどうぞ。』
と、すぐ返事が来た。
この赤飯、馬村に持ってってやろう。
わたしは馬村が一人暮らししている
マンションまで急いだ。
電撃的だった。
「すずめが嫁に行くまでは結婚しない」
とか言っちゃうほど、
姪煩悩?なおじさんだけど、
カフェに来た、すこしポッチャリした
柔らかい雰囲気のお客さんに
一目惚れしたらしい。
そのお客さん、一葉(かずは)さんは、
スイーツ好きらしくて、
おじさんのケーキが目当てで
いつの間にか常連さんになって。
名前が諭吉と一葉で、
お札つながりですね、ってことで
盛り上がったらしい。
そこでいきなりプロポーズ。
いや、無理でしょ、と思ったら、
一葉さん、「はい。」と返事したんだとか。
どっかのドラマみたい。
まだ2人は一緒に住んでいないけど、
たぶんウチ(ていうかおじさん家)で
住むことになると思うので、
長い間居候してたけど、
わたしはいよいよお邪魔虫かも。
「一人暮らししなきゃなぁ…」
結婚式も急だったので、
馬村は里帰りしてて来れなかった。
おじさんの結婚式は結構古風で、
重い重い引き出物に、
赤飯が入っていた。
あ、ここの赤飯、美味しいやつだ。
『結婚式終わった。今から行っていい?』
馬村にメールすると、
『俺も帰ってる。いつでもどうぞ。』
と、すぐ返事が来た。
この赤飯、馬村に持ってってやろう。
わたしは馬村が一人暮らししている
マンションまで急いだ。