淡い、淡い
まるで底のない海のように。
吐き出された言葉もきこえない。
それなのに、深く深く堕ちていく。
そして・・・
光はなくなる。
・・
「イギリスさん」
急に声がして、現実に引き戻された。
「っ悪い、寝てた。」
まだ重い瞼をあけながら、声の主を探す。
「大丈夫ですか?」
凛とした音が耳へ入っていく。
一気に頬が熱くなるのが、自分でもわかった。
「日本・・」
「もう皆さん昼食へ向かわれましたよ。」
反射的に時計に目をやると、時刻はすでに12時をまわっていた。
「会議途中からうとうとしていらしたのですが、どうかされました?」
「いや、一昨日から徹夜が続いてな・・」
「大変ですね。お疲れ様です。」
そう言うと、日本は朗らかにわらった。
「そういえば日本は昼食はどうしたんだ?」
「えっ」
ビクッと肩を揺らすと、みるみるうちに日本は赤くなっていく。
「そ・・・れは、えっと・・。イギリスさんと・・」
「?」
しかし鈍感紳士は気づかない。
「イギリスさんとご一緒したい・・・と申しますか・・」
ようやく意味を理解したイギリスは、嬉しさ恥ずかしさでこれまた頬を赤く染めた。
「し、しょうがねぇな」
しどろもどろに答えながらも、その顔はとても嬉しそうだった。
吐き出された言葉もきこえない。
それなのに、深く深く堕ちていく。
そして・・・
光はなくなる。
・・
「イギリスさん」
急に声がして、現実に引き戻された。
「っ悪い、寝てた。」
まだ重い瞼をあけながら、声の主を探す。
「大丈夫ですか?」
凛とした音が耳へ入っていく。
一気に頬が熱くなるのが、自分でもわかった。
「日本・・」
「もう皆さん昼食へ向かわれましたよ。」
反射的に時計に目をやると、時刻はすでに12時をまわっていた。
「会議途中からうとうとしていらしたのですが、どうかされました?」
「いや、一昨日から徹夜が続いてな・・」
「大変ですね。お疲れ様です。」
そう言うと、日本は朗らかにわらった。
「そういえば日本は昼食はどうしたんだ?」
「えっ」
ビクッと肩を揺らすと、みるみるうちに日本は赤くなっていく。
「そ・・・れは、えっと・・。イギリスさんと・・」
「?」
しかし鈍感紳士は気づかない。
「イギリスさんとご一緒したい・・・と申しますか・・」
ようやく意味を理解したイギリスは、嬉しさ恥ずかしさでこれまた頬を赤く染めた。
「し、しょうがねぇな」
しどろもどろに答えながらも、その顔はとても嬉しそうだった。