伝えたい事
お前は必要とされている。
アムロ…お前ともう一度、共に酒が飲みたかったよ。
嫌がらせで作ったあいつの写真を見ながら、グラスに残った酒を飲み干してしまう。
「本当にお前は生きていても死んでいても厄介な奴だよ」
ジオンからは白い悪魔と呼ばれただけはある。
ミライからメールが届いていた事を思い出したので、ぺーパーナイフを取り出して封筒を開けた。
ミライの几帳面な性格が良く出ている字に、ホッとする。
これは・・ミライにしか感じる事が出来ないもので・・・、自分達がつながっていると信じられた。
手紙に書かれている事を読み進めていくと・・・
「・・・え・・・」
凍った時間が動き始めた音を聞いた。
完