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伝えたい事

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アムロ・・いつもお前は、
「僕はここに居てもいいのだろうか」
そう思っていただろう?
お前はここに居てよかったんだ。
居ていいんだ。
「そう言ってやればよかったな・・・」
俺がそんな事を言ったならば、
「ブライト・・変なものでも食ったのか?」
なんて言われていたかもしれんが・・、
「それでも、お前は・・・俺達の仲間だ」
いくつもの艦に乗って、艦長を務めてきたが・・それでも、おれにとって、
「ホワイトベースは特別な艦で、ホワイトベースの仲間は特別な存在だ。お前たちは家族なんだぞ・・・アムロ・・忘れてしまっていたのか?」
宇宙と艦の内部を区切る窓に拳を叩きつける。
「お前は逝ってしまったのか・・?」
ララァという少女のもとに行けたのだろうか?
「クワトロ大尉と共にだとするなら・・それはそれで大変かもしれないな・・」
お前の守で俺は大変だったのだから、お前も少しは苦労すればいい。
「それが嫌なら・・ば、帰ってこい」
皆・・お前を待っているから・・、あのカイだってだ。
アムロ・・・お前の居場所は、俺やミライの所だけじゃない。
セイラの所にだって、フラウの所にもある。

作品名:伝えたい事 作家名:かえで