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主人公惣受け物語~アニポケ・ジョウト編~

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第7話『彼らの目的』

前書き

タイトルの‘彼ら’が誰の事を指すのかは、この作品のコアな読者の方ならもうお分かりでしょうね…


それでは、ギャグ展開含みの波乱をとくとご覧あれ…






研究員A「一体、これは!?」


サトシ「一体、なんだっていうんだ!?」


 突如アンノーンが次々と落下する光景を見て、さらにワイヤーのようなもので身動きを封じられたサトシ達。突然のことで、未だに状況が把握できていないようである。


研究員C「ようやく本格始動できそうね」


研究員D「お前達にはそこでおとなしくしてもらおう」


研究員A「!? き、君達は!?」


サトシ・ケンタ「「一体、何なんだ!」」


 丁度その時、研究員に扮したヤマトとコサン…コサブロウがサトシ達の目の前に現れる。


ヤマト「‘一体、何なんだ!’との声を聴き…」


コサブロウ「ジャイロボールのようにやってきた…」


 そしていつもの口上が流れるが、気休めの字数稼ぎにしかならないのと、字数稼ぎはこの後の展開で面白おかしくやる予定なので、口上シーンはカットさせていただこう。←おい待て、作者! by.ヤマト、コサブロウ


ヤマト「それはそうと、ハナダシティ以来ね」


コサブロウ「それに、俺達の行く先々でいつも邪魔してくれたのもいるじゃねえか。久しぶりだな…」


アイリス「…あ、アタシ達は顔も見たくなかったけどね」


ヒカリ「どうして、ロケット団ってこういうのしかいないのかしら…」


 満を持してと言わんばかりのヤマトとコサブロウの登場に、ヒロインズ達がかなり呆れた顔を彼らを見上げる。見たくもないと思っていた顔をまた見る羽目になるのだから、当然の反応といえばそうであろう。


ケンタ「確かこいつら、名前は…」


マリナ「ヤカン…とコバチ…だったけ」


ヤマト・コサブロウ「「違うわ! 最初の‘ヤ’と‘コ’しか合っていないじゃない(じゃねぇか)!」」


 長きにわたるコンビのおかげか、なかなか息の合ったツッコミである。


ケンタ「違うよ、マリナ。ヤマイモとコフキイモだぜ」


ヤマト「あたし達は芋じゃないわよ!」


コサブロウ「俺に至っては調理済みじゃん!?」


 調理済みとは言え、こふきいもはいろいろと応用のレパートリーがあるんだけどね。←聞いていないw


マリナ「ヤタイとコヅレ!」


ヤマト「おでん屋でもラーメン屋でもないわ!」


コサブロウ「俺は独身だ!」









ケンタ「ヤサイとコンブ!」


コサブロウ「うん、栄養はしっかり摂らないとな」










マリナ「山倉さんと小池さん」


ヤマト「えっ、誰それ!?」









ケンタ「綱○様とボ○○ボ」


コサブロウ「中の人ネタは駄目! 絶対駄目!」



 このようにしばらく、ボケ担当のケンタとマリナ、ツッコミ担当のヤマトとコサブロウによる「あれ? この人誰だっけ? 名前当てクイズ(仮)」はしばらく続く。結局、ケンタとマリナは最後まで正しい名前を言うことなく、ヤマトとコサブロウが自ら名乗る形でこのギャグ展開は終了したのだった。


コサブロウ「ハァハァ、お前らわざと間違えているだろ…」


マリナ「そんなことないわよ。ねぇ、ケンタ」


ケンタ「そうだぜ、人聞きの悪いこと言うなよな」


ヤマト「だったら、視線をそらさずきちんとあたし達の顔を見てしなさいよ」


 ヤマトとコサブロウ。登場して早々、体力をかなり消耗したようである。こんなので任務遂行は大丈夫なのだろうかと、正直心配になる。


サトシ「それはそうと、ヤマトにコサンジ! お前達は何を企んでいるんだ!」


コサブロウ「だから、コサブロウだって言っているだろうが! まぁいい、お前達には特別に俺達の目的を教えてやろう。俺達はアルフの遺跡に集まるアンノーンを捕獲し、秘められたその能力を存分にロケット団の今後の発展に一役買ってもらおうというわけだ」


ヤマト「アンノーンのめざめるパワーは、あらゆることに活用できる可能性を秘めたポケモンだからね〜。あたし達ロケット団を発展するためにはうってつけのポケモンよ」


 アンノーンの覚える技は‘めざめるパワー’のみであるが、研究者の間では‘めざめるパワー’に関して解明されていない点が数多く存在する。さらにはアンノーンは伝説のポケモンとの関わりが深いこともあり、秘められた可能性を持つポケモンとして位置づけられている。


コサブロウ「この機械はアンノーンを引き寄せるだけでなく、アンノーンそのものに備わっている能力を最大限に引き出し、膨大なパワーを抽出することが出来る」


研究員A「!? やめろ! そんなことをすればアンノーン達が…」


コサブロウ「ふん! そんなこと知ったことか! まぁ、捕獲後はロケット団の重要な戦力として一役買ってもらうから、安心しな」


ヒカリ「捕まっているのに、安心できるわけないでしょ!」


ヤマト「あっ、アンタ達が少しでも邪魔をしようって言うんなら、アンノーンがどうなるかは分かってるわよね? まぁ、今の状態じゃ邪魔はおろか動くことすら出来ないわよね…」


デント「アンノーンを人質(ポケ質?)に取るとは、なんて卑怯な…」


サトシ「くっ…」


ピカチュウ「ピカァ…」


ポッチャマ「ポ、ポチャア…」


バクフーン「バ、バクフゥ…」


 身動きを封じられた上に、アンノーン達までロケット団に囚われの身となってしまったサトシ達。ここで下手な真似をすれば、アンノーン達に危害が及びかねない。


ヤマト「さぁ、さっさと捕獲したアンノーンを本部に運ぶわよ」


したっぱ「「「はっ!」」」


 遺跡周辺で秘密裏に待機していたであろうロケット団の下っ端連中も集まってきて、ヤマトとコサブロウは退散の準備を始めていた。するとその時、







キシャアアアアアアン!


ヤマト「!?」


コサブロウ「な、なんだ!?」


サトシ「ま、まぶしい…」


ケンタ「め、目の前が見えない…」


 大広間じゅうが突然、眩い光に包まれる。サトシ達はもちろん、ヤマトとコサブロウをはじめとするロケット団の面々も、思わず目を覆う。一体、彼らに何が起こったというのか。


続き





後書き

一応説明しておきますが、この作品でも説明シーンは負けフラグですw


この意味分かりますか?