主人公惣受け物語~アニポケ・ジョウト編~
ケンタ「やっぱ、伝説のポケモンといわれるだけあってすげぇな」
マリナ「うんうん」
シルバーは身体が成長しただけでなく、ポケモンの技も覚えていた。今は飛行タイプの‘エアロブラスト’一つのみであるが、今後の成長次第ではさらに強力な技を覚えていそうだ。
オサム「あっ、実はルカさんとサトシ達に聞いてほしいことがあるんだ」
サトシ「ん? シルバーのことか?」
オサム「いや、最近この島で怪しい人たちが出入りしているみたいなんだ。僕も最初はシルバーを狙っているのかと思ったんだけれど、目撃した人たちによれば夜中に島の森の中へ入っては何かをしているみたいなんだ」
ルカ「そういえば、この島だけでなくうずまき列島全域で野生ポケモンの出現頻度が極端に減少していたわ。オサム君の言っていることと何か関係がありそうね」
オサムは、最近銀岩島で起きている奇妙な出来事をサトシ達に告げる。この頃銀岩島では、不審な集団が夜遅い時間帯に島じゅうで目撃されており、何やら工作活動を行っているようだ。さらにルカ曰く、うずまき列島全域で野生ポケモンの出現頻度が極端な現象を見せているとのことである。
サトシ「オサムの言うソイツらはもしかしたら、ロケット団か…」
ヒカリ「それとも、あたし達がふたご島で遭遇した奴らかもしれないわ」
マリナ「そういえばあのふたご島の事件って、全国ニュースになる程話題になっていたわね」
ケンタ「あぁ、謎の研究施設が見つかったってアレだろ。というか、サトシ達巻き込まれていたんだ…」
サトシ「まぁな。無事にふたご島から出られたのは幸いだったぜ」
ルカ「いずれにせよ、用心しておいたほうがいいわね。何事もなければそれで良いんだけれど…」
サトシ達は、うずまき列島での不審な集団に対して警戒を強める。このことがサトシ達にどう影響を及ぼすのであろうか。
続く
後書き
次回は、うずまき列島に暗躍する組織が登場! 1つだけとは限りませんよ…
作品名:主人公惣受け物語~アニポケ・ジョウト編~ 作家名:天の河